3月感染者、5割が若者 緊急宣言に匹敵の急拡大 県内コロナ

3月に県内で新型コロナウイルスに感染した1289人中、20代~30代が47%を占めて最多であることが県のまとめで分かった。県は若者が飲食で感染して家庭内で広げ、高齢者が重症化するパターンが多発していると分析している。
感染者を年代別に見ると、20代380人(29・48%)、30代224人(17・38%)、40代190人(14・74%)、50代149人(11・56%)の順に多く、20代~30代が感染の中心になっている。
3月の感染者数1289人は、1カ月当たりの感染者数としては1月(2181人)、昨年8月(1731人)に次ぐ多さ。
県は昨年8月と今年1月には独自の緊急事態宣言を出しているが、3月の感染拡大は当時に匹敵する勢い。今回が流行「第4波」であることが数字上も裏付けられた形になった。

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