モノレールの運行一時停止 那覇で60㌔不発弾2発処理

 処理は午前10時10分から開始。現場区域は立ち入り禁止のため、市の職員や警官、消防職員らが現場に続く道路に立ち、警戒した。県道221号では、何人もの通行人が通り抜けようとして、市の職員らに呼び止められ引き返す姿が見られた。
 対策本部では、城間市長や市、陸自、県警、消防、県、沖縄都市モノレールの関係者が集まった。設置されたテレビ画面には現場の処理壕内の様子が映し出され、関係者は静かに見守った。陸自隊員数人が壕内で処理し、現場で指示する隊員の声はテレビ画面を通し本部内にも響いた。
 現場付近に人がいたとして、一時中断したが処理はほぼ時間どおりに終わった。城間市長は処理完了後、「自衛隊の皆さんが確認をして予定時間内に終わるように見通しを持って(処理を)やって下さり、大変ありがたい」と安堵の表情を見せた。
 本部や現場の様子を見に来た建設関係者は「不発弾が見つかったため、マンションの納期が4カ月遅れた。販売でもキャンセルが出たようだ」と述べ、県経済への悪影響を懸念した。

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