荒鷲の大浜監督は「35年ぐらい野球の指導をしているが、伊志嶺君はトップレベルの球威。全体のバランスはもちろん、球威だけならダントツ」と評価した。
また「八重山から選ばれた選手がこの子だけという非常に名誉なこと。第132回大会でベスト4となり、多くの人に知ってもらったのが選ばれた要因でもあると思う。だからチーム全体で勝ち取った県選抜メンバー」と話した。荒鷲少年野球団は再来年で50周年を迎える。
今年行なわれた「八重山地区小学校陸上競技大会」で伊志嶺君は100㍍で第3位という俊足の持ち主。身長158㌢、体重46㌔の細身だが、下半身の強さや肩甲骨周りの柔らかさなどがその球威を生んでいるという。
交流会では県選抜チームの他に、沖縄県から侍ジャパンU―12の代表に選ばれた3選手の地元である浦添西原ブロックと八重瀬町ブロックからもメンバーが選抜され、それぞれ侍ジャパンU―12の代表と交流試合を行う。