ムーチーづくりで無病息災を願う 青少年の家で親子が挑戦

毎年恒例のムーチーづくりが行われた=13日午後、石垣青少年の家

 石垣青少年の家(新﨑善國所長)でムーチーの日の13日午後、同所主催のムーチーづくりが行われ、市内から親子合わせ23人が参加。白や黒、紅イモ、カボチャのムーチーと今回初となる味噌ナントゥづくりにも挑戦した。
 ムーチーづくりにはもち粉約30㌔が用意され、親子はメニューごとのグループに分かれ、もち粉、砂糖、水、粉末黒糖、紅芋・カボチャの粉末、赤味噌・ピーナッツバターなどの材料を混ぜ合わせて丸め、月桃の葉に包みムーチーづくりを楽しんだ。
 登野城小3年の金城空之介(たかのすけ・9)君は「白ムーチーをつくった。ムーチーづくりは丸めるところが楽しい」、母親の貴子さん(45)は「自宅でもムーチーを作るが、薪で蒸す本格的な調理法を初めて見て感動した」とうれしそう。月桃の葉に包まれ、約45分蒸されおいしくできあがったムーチーに参加者らは舌鼓を打った。
 新﨑所長は「毎年恒例のムーチーづくり。リピーターの参加もある。皆さんの1年の無病息災を祈ります」と思いを込めた。

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