石垣市美崎町で健全に競争できる環境を整えようと、美崎町自治公民館(平得修館長)の役員や地域住民、中山義隆市長、市議、八重山警察署員ら約40人が16日夜、町内を巡回し、客引きや路上寝込み防止を呼び掛けるポスター配布、主要箇所への掲示などを行い、協力を呼び掛けた。
背景には町内での客引き行為やぼったくり、路上寝込みによるトラブルへの苦情があり、先月25日には市議、八重山署、飲食店関係者らによる意見交換会が美崎コミニティセンターで行われ、客引き、ぼったくり、騒音問題がメインの話題に上っていた。
平得館長は「我々の以前の美崎町を取り戻す」と強調。浦原英之青年部長は「これからも日本一幸せなまち石垣市と安全で楽しい美崎町を住民と皆さんで守っていきたい」と意気込んだ。
コミニティセンターで開かれた出発式では、中山市長や八重山署の船道安広生活安全課長らのあいさつもあった。