「使う」半数にとどまる 意識調査、「必要」は8割 しまくとぅば

平成30年度調べ

 県が2018年度に実施した「しまくとぅば(方言)」に関する県民意識調査で、しまくとぅばを使う県民は49.8%にとどまり、前回17年度調査に比べ4.8ポイント減となったことが分かった。一方、ふだんの生活で、しまくとぅばは必要だと思っている県民は78.6%で、前回調査を1.9ポイント上回った。県は「しまくとぅばの大切さは一定程度認識されている」として、講座やイベントなどを通じ、しまくとぅばの普及促進を図りたい考えを示した。
 調査は県内在住の18歳以上の男女を対象に、全市町村で18年12月から今年2月にかけ実施。2552人の回答を得た。
 しまくとぅばを「主に使う」「共通語と同じくらい使う」「『ハイサイ』などあいさつ程度使う」と答えた人は49.8%。「親しみがある」「どちらかといえば親しみがある」との回答は79.1%で、前回調査に比べ微減した。

 しまくとぅばに対するイメージは「面白い」69%、「明るい」66.5%、「身近」62.9%、「誇らしい」60%と続いた。
 しまくとぅばを「よくわかる」「ある程度わかる」は62.8%で前回調査に比べ微減。しまくとぅばに関連する講座などのイベントに参加したことがないという回答は90.6%に達した。
 しまくとぅばを学校の授業科目に加えることについては「行事や日常でのあいさつなど、授業以外での活動に取り組んでほしい」が51.%で、消極的な回答が過半数だった。
 地域別で、しまくとぅばを「使う」と回答した割合は八重山55%(前回比5.5ポイント増)、北部61.5%(同4.2ポイント減)、中部52.4%(同0.4ポイント減)、南部42%(同11ポイント減)、宮古39.7%(同2.1ポイント減)だった。
 県は22年度に「しまくとぅばをあいさつ程度に話せる人」の割合を88%にする目標を掲げている。

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