漂着ごみ調査に挑戦 本島と八重山の中学生

赤崎で回収したごみを分別する生徒ら=21日午前、大濱信泉記念館

 科学技術を担う人材の育成を目的とする県の事業で、八重山と沖縄本島の中学生16人が、20日から22日まで石垣島内で海岸に漂着した海洋ごみの回収や調査に取り組んでいる。「海辺の漂着物を考えよう!」をテーマに21日は大濱信泉記念館でプラスチックの特性を学び、前日に回収したごみの分別を行った。
 中学生は石垣島から12人、沖縄本島から4人が参加。初日の20日に、白保と赤崎の海岸に行き、漂着ごみを回収。21日は分別作業を進めた。
 9時半から始まった2日目は、最初にプラスチックの特性を館内で学んだ。海中に沈むプラスチックがあることを学び、休憩後は屋外で分別を開始。ごみの材質や特徴で区別し、ペットボトルはバーコードで製品の情報を判別、製造国を調べた。
 日本や中国、台湾、ベトナム、シンガポール、米国などのごみがあり、一人ずつ配布されたワークシートに記録を取った。
 同じ石垣島内でも、2カ所でごみの回収量に違いがあり、結果、赤崎が多かった。白保は長い海岸線のうち、50㍍だけに限定し、回収。赤崎は20㍍に限定し、回収した。赤崎は湾内で回収したため、ごみが集まった可能性があり、白保は海岸線が長いため、広範囲に広がっている可能性が出てきた。
 事業の委託を受けているMIRAIME・Labの岸信朋さんは「白保はリーフエッジ(サンゴ礁の切れ目)でごみが溜まっている可能性もある」と指摘した。
 大浜中3年の宮里京汰君(15)は夏休みの自由研究として参加し「(海洋)ごみがあると多くの人に伝えたい」と語った。

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