【青年弁論大会】今の沖縄について私が感じたこと

[敢闘賞]青山泰大

 皆さん、修学旅行先の人気No1は、どこかご存知でしょうか?平成27年の日本修学旅行協会の調査結果によると、国内では沖縄がNo1です。
 なぜ?沖縄が一番に選ばれているのでしょうか?
 それは、平和学習です。この平和学習という言葉を聞いて、皆さんは、どんなイメージを持っていますか?
 修学旅行と言えば、「ショッピングに行き、テーマパークなどに遊びに行っている」イメージを持っていた私は平和学習のために学生たちが訪れていると聞き少し驚愕(がく)しました。平和学習と聞くと「戦争の歴史を学んで、命の大切さを感じて欲しい」というイメージを持っています。
 私は沖縄に二度行きました。個人的に、沖縄に行こうと思ったきっかけは、とある演説大会で、沖縄出身の方の演説を聞いた際、自分の目で、沖縄の歴史を見たいと感じたからです。
 沖縄と言えば、ひめゆり学徒隊を聞いたことがある方がいると思います。学徒隊とは、沖縄戦争の際に主に女子中高生によって構成された看護部隊です。
 沖縄に訪れた際、私は白梅学徒隊が、祀ってある白梅の塔という場所に行きました。その場所は、知人曰く訪れる人が少ない場所と言われており、私が想像していた、いわゆる観光名所のイメージとは違っていて少し驚きました。この場所で、命を落としてしまった方の想い、戦争の傷跡を確かに肌で感じました。
 学徒隊の彼女達が、自らの命を絶った自決の壕という場所があり、目の前に立った時に、「ここでどんな想いで、自らの命を落としたのだろう?」言葉では表せない気持ちになりました。
 再び、白梅の塔に訪れた時には、観光バスが2台停まっており、たくさんの修学旅行生達がいて、現地のガイドさんが白梅の塔について説明しているところでした。
 私は、何の目的で白梅の塔に学生たちが訪れるのかどうしても気になり、ツアーガイドさんに直接聞いたところ、「平和学習を目的として、来ているのです」という回答を頂きました。

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