過去の記事一覧
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「八重山さんは取材できません」―。先日沖縄本島で開かれた護憲集会で、会場に入ろうとした本紙記者が受け付けで止められた。沖縄メディアでは本紙だけが取材を拒否されたようだ◆別の取材現場では、相手からいきなり「あなたの社は政…
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折に触れて「復帰っ子」を取材してきた。今年で46歳。年を追うごとに、沖縄社会でその存在感は増している◆「復帰っ子」とは、戦後、米軍統治下にあった沖縄が日本に復帰した1972年に生まれた人たちのことだ。異民族支配に苦しん…
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自民党の改憲草案がまとまり、改憲がいよいよ現実味を帯びつつある中で迎える5月2日の憲法記念日である。米軍基地問題や尖閣諸島問題を抱え、日本の安全保障の「縮図」である沖縄から、改憲の潮流を巻き起こすことには大きな意義があ…
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北朝鮮が韓国、米国との首脳会談を開き、東アジアに融和ムードが広がる中、「圧力一辺倒の日本だけが蚊帳の外に置かれている」という報道が目立つ。その「圧力」こそが北朝鮮の軟化を引き出したのだが◆もっとも北朝鮮が本気で相手をし…
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「南北融和」をアピールする華やかなパフォーマンスに幻惑され、平和到来を確信するのは早計だ。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は韓国の文在寅大統領は27日、軍事境界線のある板門店(パンムンジョム)で会談。朝鮮半島の非核化を打…
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財務省や防衛省の公文書をめぐり、改ざんや隠蔽が指摘される問題が相次いでいる。能力とモラルが日本一高い組織のはずだった官僚機構の不祥事は「メイド・イン・ジャパン」の信頼性をも根底から揺るがす残念な事態だ◆簡単に言ってしま…
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今秋の知事選に向け、自民党県連や経済界関係者などが3月末、候補者選考委員会の初会合を開き、5月までに候補者を決定する方針を決めた。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力からは翁長雄志知事が再選を…
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八重山日報社が昨年4月、「沖縄本島版」の発刊に踏み切ってからきょう1日で1年を迎える。沖縄の言論に新たな風を吹き込みたいと意気込み、社員一同が無我夢中で努力するうち、あっという間に時間が過ぎたという感覚である。ただ今後…
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大仕事を成し遂げたのに、一向に評価されない2人。トランプ米大統領と安倍首相だ◆北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が訪中し、習近平国家主席との会談で非核化実現に意欲を示した。初の米朝首脳会談開催も決まっている。日米による「最…
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石垣島への陸上自衛隊配備計画などが問われた石垣市長選では、現職、中山義隆氏が3選を果たした。同じ保守系の砂川利勝氏が出馬し、保守分裂選挙となったことで当初「中山氏の当選は厳しいのでは」と見られていたが、ふたを開けてみれ…
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小さな島の市長選が日本の安全保障を左右する。「石垣市長選はどうなっているのか」という問い合わせを全国から受けるようになった。名護市長選に勝るとも劣らない注目度だ◆石垣市は尖閣諸島を行政区域に抱えており、対中摩擦の最前線…
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米軍普天間飛行場の辺野古移設を推進する安倍政権の支援を受けた渡具知武豊氏が名護市長選で当選したが、基地反対派からは「市民は辺野古移設を容認していない」という声が上がっている。報道機関が実施した事前の世論調査で、移設反対…
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名護市長選で、自民、公明が推薦する新人の渡具知武豊氏が現職、稲嶺進氏を破って初当選を果たした。渡具知氏は8日の市長就任式で「『輝く名護市』の実現に向けて共に頑張っていこう」と職員に呼び掛け、新たなまちづくりに意欲を示し…
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太平洋戦争で沖縄は本土決戦の「捨て石にされた」という見方が支配的だが、それがいかに大きな誤解であるかが分かる。米公文書で、米軍が占領した沖縄を出撃拠点に日本本土を大規模攻撃していた実態が明らかになった。日本は沖縄を喪失…
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お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さんの沖縄関連発言が波紋を呼んでいる。漫才のネタで基地問題を取り上げ、本土の人たちの沖縄に対する「無関心」を批判。県紙のインタビューでは「同じ日本人を理解できない人間が中…
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人手不足が叫ばれて久しい。数字の上でも裏付けるように、沖縄の新規求人倍率は10月、復帰後初めて2倍を超え、2・06倍となった。有効求人倍率も全国平均よりは低いものの、2016年10月以降、毎月1倍以上をキープする状況が…
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若いころの就職活動で、ある会社の面接を受けた時のこと。「あなたの長所は何ですか」と聞かれ「責任感があります」と答えると「社会人なんだから責任感があるのは当たり前でしょう」と逆襲され、ぎゃふんとなってしまった。就職活動は…
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「大事の思案は軽くすべし」。江戸時代の佐賀藩に伝わる「葉隠」が説く人生訓だ。重要な問題というものは常日ごろから熟慮し、いざという時は軽々と決断すべきという◆石垣島への自衛隊配備問題で、中山義隆市長の腰が定まらない。昨年…
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「どうして自分を否定する憲法にペコペコするんだ。これがある限り、諸君は永久に救われんのだぞ」。自衛隊の市ヶ谷駐屯地で総監を人質に取り、バルコニーに立って憲法改正を訴えた三島由紀夫。しかし訴えに同調する自衛官はなく、部屋…
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「いばったところがなく、とても自然で聡明だった」―。世界的チェロ奏者のパブロ・カザルスは、ホワイトハウスでの演奏会に招かれ、41歳年下のケネディ米大統領と面会した時の印象をこう回想している◆母国スペインの独裁政権を批判…
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