カテゴリー:コラム
-
石垣市民憲章推進協議会が石垣第二中と大浜小の児童生徒を集めて「子どもまちづくりワークショップ」を開き、石垣市の将来像について夢を語ってもらった。「住みたいまち」のアイデアを投票したところ「どこでもWi―Fi(ワイファイ…
-
米軍普天間飛行場の辺野古移設問題で、本土の住民から「沖縄で冷静な議論ができているとは思えない」という声をよく聞くようになった。「移設反対があたかも正義のように語られている現状は、県民自身の目から見ても正常とは言えない」…
-
石垣市の新庁舎建設位置を問う住民投票で「旧石垣空港跡地」が圧倒的多数を占めたことを受け、市は新庁舎を高台移転すると発表した。初の住民投票が巻き起こした「民意」の波動は、市の方針を大きく揺り動かした◆いくつか課題は残った…
-
「ミサイルが発射された模様です」―。防災無線のスピーカーから流れる音声に「まるで空襲警報のようだ」と感じた市民や観光客も多かったのではないか。北朝鮮が2012年に続き、先島諸島方向に向けミサイルを発射した。八重山を取り…
-
年明けから尖閣諸島をめぐるニュースが相次いでいる。フジテレビの報道によると、中国が尖閣周辺で常駐させている「海警」の甲板上で、尖閣を背景に、モデルのような女性にポーズを取らせて撮影を行う様子が何回か確認されたという。中…
-
石垣島の自衛隊配備候補地周辺の3公民館が、配備反対を決議した。当初は防衛省に説明を求める姿勢だったのが、一転して説明も拒否することを決めた。配備に関する具体的な情報がないまま、なぜこのような重要な判断が可能だったのか。…
-
記者泣かせなのが、読めない名前だ。パソコンで入力してもなかなか出ず、悪戦苦闘する。常識的な音読みや訓読みでは読めないのである◆珍名奇名かというと、必ずしもそうではなく、何となく意味は分かるのだが、年寄りには、やはり読め…
-
世界的指揮者のニコラウス・アーノンクールさんが、86歳の誕生日を前に引退を表明した。体力の限界が理由だという。30年来、彼の演奏に親しんできたファンとしては、衝撃的で辛いニュースだった◆バッハやモーツァルト、ベートーベ…
-
「いかなる死も、それを犬死と呼ぶことはできないのである」。1970年11月25日に自衛隊の市ヶ谷駐屯地で自決した作家、三島由紀夫の言葉だ◆憲法改正を促す演説をしたあと割腹した三島の姿は、国や故郷のために命を捨てた特攻隊…
-
米軍普天間飛行場の辺野古移設問題は、政府と翁長知事が法廷闘争に突入する見通しで、泥沼化の様相を呈してきた。そんな折、八重山住民に新たな視点を与えてくれたのが今月4日に石垣市で講演した名護市民の我那覇真子さんだ◆移設先の…
-
高校野球の九州大会で、八重山高校がきょう、4強入りを懸けて秀岳館(熊本)と対戦する。八重山勢にとっては、2006年の八重山商工以来、9年ぶりにめぐってきた甲子園出場のチャンスだ◆八商工が出場した春の甲子園には同行取材し…
-
沖縄と米国ハワイ州の姉妹都市提携30周年を記念し、ハワイからデービッド・イゲ知事が来沖している。10日には那覇市内のホテルで記念式典・祝賀会が開かれ、翁長雄志知事は「30周年を契機に、ハワイと沖縄の友好の歴史に新たな一…
-
7日の内閣改造で、県選出の島尻安伊子参院議員が沖縄担当相に就任した。島尻氏は八重山に何度も足を運び、離島の課題を熟知している数少ない政治家の1人でもある。離島住民としては手腕発揮に期待が高まる◆島尻氏は米軍普天間飛行場…
-
台風15号は10年に1度の大型台風だと思っていたが、わずか1カ月ほどで、それをさらに上回る21号が襲来した◆災害は忘れたころにではなくて、記憶がまだ生々しいうちに立て続けでやって来る。台風銀座と称される八重山だが、改め…
-
中秋の名月である旧暦8月13日の今月25日、「とぅばらーま大会」が開かれる。石垣島の方言で、切ない思いが夜空に歌い上げられる。伝統文化である方言継承も大会の重要な目的の一つだ◆しかし最近「歌詞の部」の応募作を見ると、石…
ページ上部へ戻る
Copyright © YAEYAMA NIPPO All rights reserved.