カテゴリー:視点

  • 【視点】辺野古、恣意的な行政は問題

     玉城デニー知事は9日、日本外国特派員協会で記者会見し、米軍普天間飛行場の辺野古移設について「計画変更が生じるたびに知事の許可を求めないといけない。そのつど工事がストップし、何年かかるか分からない」などと述べた。設計変更…
  • 【視点】前県政の教訓生かせぬ県 辺野古協議

     玉城デニー知事は6日、菅義偉官房長官と会談し、米軍普天間飛行場の辺野古移問題で謝花喜一郎副知事と杉田和博官房副長官による1カ月程度の協議を開始することで合意した。ただ玉城県政に、翁長雄志前知事時代と異なる展望や戦略が存…
  • 【視点】一筋縄ではいかない中国との付き合い

     石垣島を平和発信の島にしようと、石垣市は12月、世界平和の鐘設置40周年のイベント「ピースアイランド・イシガキ2018」を開催する。尖閣諸島問題で対立する中国から駐日大使を招き、基調講演などを計画しているというが、現時…
  • 【視点】県民投票、拒否も一つの選択肢

     県議会が与党の賛成多数で「辺野古米軍基地建設のための埋め立ての是非を問う県民投票条例」を可決し、県民投票が実施されることになった。都道府県単位の住民投票としては、1996年に沖縄で実施された米軍基地の整理縮小と日米地位…
  • 【視点】明治改元150年 沖縄の歩み

     大河ドラマ「西郷どん」で明治維新が再び脚光を浴びている。今年は1868年の明治改元から150年の節目に当たり、23日には東京で政府の記念式典が開かれた。明治維新は自由で繁栄する日本、ひいては沖縄を形作る原点となった。沖…
  • 【視点】辺野古移設、空論に近い県主張

     玉城デニー知事は就任後初となる県議会に臨んでおり、19日は代表質問、22日は一般質問で答弁に立った。焦点の一つとなっている米軍普天間飛行場の辺野古移設問題をめぐっては、県政と野党・自民党の溝が改めて浮き彫りになった。辺…
  • 【視点】普天間返還 打開への決意

     県が米軍普天間飛行場の移設先である辺野古沿岸の埋め立て承認を撤回したことに対し、沖縄防衛局は17日、石井啓一国交相へ行政不服審査法に基づく審査を請求し、撤回の執行停止も申し立てた。普天間飛行場の返還合意から22年経過し…
  • 【視点】何のための辺野古県民投票か

     米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐり、石垣市議会は17日、県議会に上程されている県民投票条例案に反対する意見書を賛成多数で可決した。県内初だという。日本の安全保障政策を、一自治体の住民が多数決で左右することはできない。…
  • 【視点】知事演説、対立色避ける配慮も

     玉城デニー知事は県議会で行った初の所信表明演説で、改めて米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する考えを示した。ただ移設阻止を「県政運営の柱」とまで言い切った翁長雄志前知事に比べ、日米両政府に対する批判のトーンは抑制的で、…
  • 【視点】保革超えた「オール沖縄」は瓦解

     14日投開票された豊見城市長選は、玉城デニー知事を支持し、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する前市議の山川仁氏が初当選した。現在、県内11市のうち9市で安倍政権と連携する保守系市長が在任しているが、豊見城市の市政交代…
  • 【視点】前県政の教訓生かし前進を

     玉城デニー知事が4日就任した。就任後初の記者会見では「米軍普天間飛行場の一日も早い閉鎖と返還、辺野古新基地建設阻止に全身全霊で取り組む」と強調。「対話によって解決策を導く」とも述べ、日米両政府に、対話の窓口を求める考え…
  • 【視点】「辺野古」いつまで政争の具に

     知事選は翁長雄志知事の後継者である玉城デニー氏(58)が過去最多の39万票超を獲得し、自民、公明、維新が推薦する佐喜真淳氏(54)に約8万票の大差をつけて圧勝した。報道各社の出口調査では、無党派層の約7割が玉城氏に投票…
  • 【視点】沖縄の未来決する1票

     台風24号の接近で、沖縄本島は大荒れ。激戦を繰り広げた知事選を象徴するような選挙戦最終日となった。自民、公明、維新が推薦する前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)と、翁長雄志知事の後継者である玉城デニー氏(58)による事実上…
  • 【視点】離島振興への本気度試される

     知事選では離島振興策も大きなテーマだ。沖縄そのものが離島県だが、離島の離島である宮古、八重山は沖縄本島に比べ、さまざまなハンディキャップを抱える。  離島住民が強く訴えているのが航空運賃の軽減だ。航空便は離島から沖縄…
  • 【視点】勝敗のカギ握る〝無党派層取り込み〟

     知事選は27日から「3日攻防」に入る。報道機関などの各種世論調査を見ると、翁長雄志知事の後継者であることを前面に打ち出す玉城デニー氏(58)が優勢で、自民、公明、維新が推す佐喜真淳氏(54)が猛追する展開になっていると…
  • 【視点】所得向上 求められる指導力

     知事選で争点の一つになっているのが全国一低い県民所得の問題だ。全国の2倍超とされる子どもの貧困問題や高い離婚率など、沖縄が抱えるさまざまなトラブルが、所得水準の低さに起因する可能性がある。2015年度の1人当たり県民所…
  • 【視点】誰が勝者でも「対立」解消を

     知事選の隠れたキーワードは「対立」だ。米軍基地問題をめぐり、翁長雄志知事のもとで激化した沖縄県と政府の対立を新県政が修復できるかが一つのポイントになる。  選挙戦は自民、公明、維新などが推薦する佐喜真淳氏と、翁長氏の…
  • 【視点】「辺野古」だけが争点か

     知事選は13日告示され、30日の投開票まで17日間の選挙戦が始まった。前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=と前自由党衆院議員の玉城デニー氏(58)による事実上の一騎打ちである。  最大の争点…
  • 【視点】安保問われる名護、石垣市議選

     知事選に関心が集まっているが、9月9日の統一地方選も沖縄の今後を左右する重要な選挙だ。特に注目されているのが、米軍普天間飛行場の移設先である辺野古の米軍キャンプ・シュワブを抱える名護市の市議選と、陸上自衛隊配備計画が進…
  • 【視点】知事は「不屈」だったのか

     米軍基地問題を全国に発信した功績は大きい。だが、普天間飛行場の辺野古移設を進める安倍政権と対峙し「不屈を貫いた」という評価は妥当なのか。翁長雄志知事の死という感情を揺さぶられる出来事の直後だからこそ、翁長県政の3年8カ…

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