カテゴリー:コラム

  • 【金波銀波】9日に那覇市で開かれた…

     9日に那覇市で開かれた翁長雄志前知事の県民葬で、菅義偉官房長官が安倍晋三首相の弔辞を代読したが、会場の数人から「うそつき」「帰れ」と罵声が浴びせられた。葬儀の厳粛さを乱す行為で、県民として恥ずべき光景だ◆県主催の全戦没…
  • 【金波銀波】モノにあふれた生活を、ふと…

     モノにあふれた生活を、ふと見直すことがある。相次ぐ台風の接近。貨物船の入港が滞り、八重山の島々の一部店舗では、食品などの商品棚が空っぽになった。ほしい商品はいつ届くのか。募る苛立ちの中で、私たちの「豊かな生活」が、実は…
  • 【視点】前県政の教訓生かし前進を

     玉城デニー知事が4日就任した。就任後初の記者会見では「米軍普天間飛行場の一日も早い閉鎖と返還、辺野古新基地建設阻止に全身全霊で取り組む」と強調。「対話によって解決策を導く」とも述べ、日米両政府に、対話の窓口を求める考え…
  • 【金波銀波】玉城デニー氏の風は…

     玉城デニー氏の風は、沖縄の「保守地盤」とされる石垣市でも吹いた。佐喜真淳氏の得票がトップになることは織り込み済みだったが、玉城氏が633票差に肉薄したのだ。佐喜真氏の八重山選対幹部も「予想外だ」と驚く◆石垣市と同じく、…
  • 【視点】「辺野古」いつまで政争の具に

     知事選は翁長雄志知事の後継者である玉城デニー氏(58)が過去最多の39万票超を獲得し、自民、公明、維新が推薦する佐喜真淳氏(54)に約8万票の大差をつけて圧勝した。報道各社の出口調査では、無党派層の約7割が玉城氏に投票…
  • 【視点】沖縄の未来決する1票

     台風24号の接近で、沖縄本島は大荒れ。激戦を繰り広げた知事選を象徴するような選挙戦最終日となった。自民、公明、維新が推薦する前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)と、翁長雄志知事の後継者である玉城デニー氏(58)による事実上…
  • 【視点】離島振興への本気度試される

     知事選では離島振興策も大きなテーマだ。沖縄そのものが離島県だが、離島の離島である宮古、八重山は沖縄本島に比べ、さまざまなハンディキャップを抱える。  離島住民が強く訴えているのが航空運賃の軽減だ。航空便は離島から沖縄…
  • 【視点】勝敗のカギ握る〝無党派層取り込み〟

     知事選は27日から「3日攻防」に入る。報道機関などの各種世論調査を見ると、翁長雄志知事の後継者であることを前面に打ち出す玉城デニー氏(58)が優勢で、自民、公明、維新が推す佐喜真淳氏(54)が猛追する展開になっていると…
  • 【金波銀波】韓国の文在寅大統領は…

     韓国の文在寅大統領は、一線を越えたのではないかと不安になる。北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長とともに北朝鮮「革命の聖地」とされる白頭山(ペクトゥサン)を訪れ「ずっと実現しなかった夢がかなった」などと喜んで見せたのだ◆北…
  • 【視点】所得向上 求められる指導力

     知事選で争点の一つになっているのが全国一低い県民所得の問題だ。全国の2倍超とされる子どもの貧困問題や高い離婚率など、沖縄が抱えるさまざまなトラブルが、所得水準の低さに起因する可能性がある。2015年度の1人当たり県民所…
  • 【視点】誰が勝者でも「対立」解消を

     知事選の隠れたキーワードは「対立」だ。米軍基地問題をめぐり、翁長雄志知事のもとで激化した沖縄県と政府の対立を新県政が修復できるかが一つのポイントになる。  選挙戦は自民、公明、維新などが推薦する佐喜真淳氏と、翁長氏の…
  • 【視点】「辺野古」だけが争点か

     知事選は13日告示され、30日の投開票まで17日間の選挙戦が始まった。前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=と前自由党衆院議員の玉城デニー氏(58)による事実上の一騎打ちである。  最大の争点…
  • 【視点】安保問われる名護、石垣市議選

     知事選に関心が集まっているが、9月9日の統一地方選も沖縄の今後を左右する重要な選挙だ。特に注目されているのが、米軍普天間飛行場の移設先である辺野古の米軍キャンプ・シュワブを抱える名護市の市議選と、陸上自衛隊配備計画が進…
  • 【金波銀波】危機管理は政治家の重要な職務だが、翁長県政…

     危機管理は政治家の重要な職務だが、翁長県政に関しても検証が必要だ。膵がんで入院した翁長知事は、辺野古沿岸の「埋め立て承認撤回」を自らの手で行うことに執念を燃やしており、最期まで辞職することはなかった。自らが意思決定でき…
  • 【視点】知事は「不屈」だったのか

     米軍基地問題を全国に発信した功績は大きい。だが、普天間飛行場の辺野古移設を進める安倍政権と対峙し「不屈を貫いた」という評価は妥当なのか。翁長雄志知事の死という感情を揺さぶられる出来事の直後だからこそ、翁長県政の3年8カ…
  • 【金波銀波】米軍普天間飛行場の…

     米軍普天間飛行場の辺野古移設問題をめぐり、政府と激しく対立し続けた翁長雄志知事が死去した。現職の知事が死去するのは県政史上初めてだという◆辺野古沿岸埋め立て承認の取り消し、法廷闘争の末の敗訴、ヘリパッド移設工事の騒動、…
  • 【金波銀波】賛否両論はあろうが、勇気ある発言だ。…

     賛否両論はあろうが、勇気ある発言だ。全国学力テストで、大阪市が政令指定都市で最下位だったことを受け、吉村洋文市長は「結果目標を定め、達成の可否で小中学校の校長や教員らを評価して給与に反映させたい」と述べた。学力低迷の現…
  • 【金波銀波】休日のひととき、公園ではしゃぐ…

     休日のひととき、公園ではしゃぐわが子たちに、優しいほほえみを送る。隣には最愛の伴侶―。まるでホームドラマのような、そんな一シーンを人生最高の幸福だと考える人たちも多い。むしろ価値観としては多数派かも知れない◆「子どもを…
  • 【視点】辺野古「撤回」長引く混乱

     米軍普天間飛行場の辺野古移設を阻止するため、翁長雄志知事が27日、辺野古沿岸の埋め立て承認撤回に向けた手続きに入ると表明した。政府と県の対立は再び激化する。辺野古移設問題をめぐる混乱を長引かせる無益な判断で、県民の厳し…
  • 【視点】陸自配備受け入れ 当然の決断

     淡々とやるべきことをやった。18日、石垣島への陸上自衛隊配備計画を事実上受け入れる最終判断を発表した中山義隆市長の記者会見は、そうした印象だった。「英断」などと持ち上げられては、市長も面はゆいのではないか。市民の生命や…

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