カテゴリー:コラム

  • 【視点】陸自配備、国民守る責任着々と

     石垣島への陸上自衛隊配備計画は、早ければ今月中にも駐屯地建設工事が始まりそうだ。防衛省は13日、着工前最後の住民説明会を開いた。質問者の多くが反対派で、会場に怒号が響くなど異様な雰囲気になったが、石垣市の中山義隆市長は…
  • 【視点】なぜ「賛成」と言えないのか

     「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票があす14日告示される。政府は県民投票の結果にかかわりなく、米軍普天間飛行場の辺野古移設工事を進める考えを示しており、県民投票に工事を止める直接的な効力はない。…
  • 【金波銀波】「お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか」―。

     「お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか」―。千葉県の小学生、栗原心愛(みあ)さんが学校に提出した悲痛なアンケートだ。幼い心愛さんは自分の命を守るため、懸命に努力を尽くした◆だが、子どもの命を守るプ…
  • 【視点】「健全野党」へ混乱収束を

     自民党県連は4日、常任総務会を開き、照屋守之会長の辞任を全会一致で承認した。照屋氏は県民投票条例の改正を巡り、党所属県議の足並みが乱れたことの責任を取りたいとして辞表を提出。その後辞意を撤回したが、常任総務会では続投を…
  • 【視点】住民投票、求められる慎重さ

     石垣市議会は1日、石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票条例案を採決し、賛否同数となったため、平良秀之議長が否決を決定した。今回の住民投票は実施されないことになり、陸自配備計画をめぐる当面の混乱は…
  • 【金波銀波】「匹夫(ひっぷ)の勇」―。

     「匹夫(ひっぷ)の勇」―。一人の相手にいきり立ってけんかを仕掛けるような人間を、中国の古典「孟子」がこう表現している。自分一人のプライドのためではなく、万民の幸福のために立ち向かう勇気が真の勇気だという◆韓国が日本に対…
  • 【視点】反対議員に敬意表する

     「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票条例が29日の県議会で改正され、選択肢が「どちらでもない」を加えた3択になった。自民県連は全会一致を目指したが、改正の内容に納得できないとして5人が反対に回った…
  • 【視点】県民投票 政治ショー化の恐れ

     「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票は、県議会の与野党が設問の選択肢を2択から3択に増やす案で合意したことから、実施を拒否していた5市が方針を転換し、全市町村で実施される見通しになった。ただ、これ…
  • 【金波銀波】沖縄の5市はなぜ県民投票を拒んでいるのか…

     「沖縄の5市はなぜ県民投票を拒んでいるのか。本土にいると分からないので教えてほしい」。一般の人から本紙に問い合わせの電話があった。あなたの新聞なら教えてくれるのではないか、と話す◆県民投票を拒否する理由は一つではない。…
  • 【視点】自衛隊住民投票、尽きぬ疑問

     石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備の賛否を問う住民投票条例案が、21日から石垣市議会で審議入りした。条例制定請求代表者の陳述や、与党市議との質疑応答を通じ、住民投票を巡るさまざまな疑問が早くも浮上している。市議会には…
  • 【金波銀波】「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の…

     「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票への不参加を表明した5市について、立憲民主党の枝野幸男代表が「拒否した首長や、議会で反対した議員に損害賠償請求できるのではないか。権利を不合理に奪われている県民…
  • 【視点】「圧力」報道に宮崎氏が反論

     辺野古米軍基地建設のための埋め立てを問う県民投票をめぐり、実施に反対する政治家を批判する報道がエスカレートしている。問題視されているのは、自民党の宮崎政久衆院議員が昨年11月から12月にかけ、地方議員らが参加する複数回…
  • 【金波銀波】「辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票」は…

     「辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票」は、5市で実施されない可能性が濃厚だ。だがよく言われる「市民の投票権を奪うな」という批判は、問題の本質を見誤っている◆「県民投票を実施してほしい」という民間団体…
  • 【視点】無神経な韓国大統領発言

     韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は10日、ソウルの大統領府で行った年頭記者会見で、元徴用工訴訟を巡る日本との軋轢について「日本の政治指導者が政治的な争点とし、問題を拡散させているのは賢明ではないと考える」「日本政府は…
  • 【視点】全県実施へギリギリの攻防

     辺野古米軍基地建設のための埋め立てを問う2月24日の県民投票は8日までに、市長が不参加を表明するか、態度を保留している市が宜野湾、沖縄、うるま、宮古島、石垣の5市に絞られた。5市の有権者数は、全県の有権者の約3割に相当…
  • 【視点】予断許さぬ台湾、尖閣情勢

     中国の習近平国家主席は2日、共産党独裁下で高度な自治を認める「一国二制度」による台湾との統一を呼び掛けた。台湾に平和的統一を呼び掛ける「台湾同胞に告げる書」発表から40周年を記念する北京での式典で演説した。統一に向け「…
  • 【金波銀波】日本の政治風土は…

     日本の政治風土は強力なリーダーを嫌うと言われることがある。安倍晋三首相がいい例かも知れない。首相に就任して数年も経てば「長期政権」と批判され、指導力を発揮して政策を推し進めれば「一強」と罵倒される。他国から見れば奇妙な…
  • 【視点】沖縄、波乱含みの1年か

     今年も波乱含みになりそうな予感だ。米軍普天間飛行場の辺野古移設や先島への陸上自衛隊配備など、日本の安全保障に直結する問題を軸に、沖縄の進路が問われる年になる。  玉城知事は4日に行われた県庁の仕事始め式で「多くの県民…
  • 【金波銀波】「遠交近攻」。…

     「遠交近攻」。近隣の国を攻めて遠い国と親しくする、という古い中国の言葉がある。世界中で隣国同士の関係は、えてして良くない。しかし、日本ほど「ご近所さん」に恵まれない国も珍しいのではないか◆石垣市の尖閣諸島周辺海域を荒ら…
  • 【視点】安全保障問題に揺れた沖縄

     沖縄は今年も、米軍基地問題や自衛隊配備問題など、日本の安全保障をめぐる問題で揺れた。沖縄がいやおうなしに、日本の防衛を担う最前線の地理的位置に立たされていることを改めて認識する。そんな1年だった。  最も衝撃的だった…

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