カテゴリー:文化
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「一撃必墜」問題ない 市長、陸自パレードのぼり
3日に行われた石垣島まつりのパレードに参加した陸上自衛隊石垣駐屯地が「一撃必墜」と書いたのぼりを掲げて行進し、反対派から「祭りにふさわしくない」と反発の声が上がっている。 石垣市の中山義隆市長は21日の記者懇談会で… -
余剰生地をかりゆしウェアに 県内4社でプロジェクト始動
かりゆしウェアメーカーで余っている生地を再利用し、新たなウェアを製作する「アップサイクルかりゆしプロジェクト」が県内の関係企業4社の協力でスタートした。余剰生地で作られたウェアは11月からレンタルされ、八重山など離島で… -
年度内に基本計画策定 「美術館」機能持ち観光資源に 新博物館
新博物館建設に向け、石垣市は10日、有識者などで組織する基本計画策定委員会を発足させる。新博物館の建設場所、規模、建設手法などを盛り込んだ基本計画を来年3月に策定し、新年度以降、具体的な作業を加速させたい考え。西銘基恭… -
人間国宝の作品一堂に 「沖縄の染と織」展始まる 市民会館
石垣市出身の元角川書店専務、桃原用昇さん(82)=東京都在=のコレクションを集大成した「沖縄の染と織の至宝~桃原用昇コレクション八重山展~」(主催・石垣市、沖縄美ら島財団など)が2日から市民会館中ホールで始まった。2~… -
アンガマで家内繁盛祈願 珍問答で笑いも
旧盆(ソーロン)入りした16日、あの世から戻った祖先とされるウシュマイ(爺)とンミー(婆)が、ファーマー(子や孫)を引き連れて家々を回る伝統行事「アンガマ」が始まった。地域の青年会が取り組み、家々では地域住民や観光客な… -
四ヵ字豊年祭始まる 五穀豊穣と無病息災を祈願 きょう盛大にムラプール
八重山に伝わる最大の伝統行事、石垣市の四ヵ字豊年祭(オンプール)が28日、地域の各御嶽で執り行われ、五穀豊穣への感謝、来夏世の豊作と無病息災を祈願した。各字の優良農家表彰や功績のあった字民には感謝状が贈呈された。29日… -
パーレーで盛り上がり 黒島豊年祭が宮里海岸で 豊作や安全を祈願
竹富町の黒島豊年祭(同公民館主催)が20日、宮里海岸で開催された。島内の宮里、仲本、東筋、保里の4村によるパーレー競走や奉納舞踊が行われ、無病息災と五穀豊穣を感謝した。村対抗のパーレー競走は海上にある「フキ」(浮き具)… -
新垣幸子さん人間国宝に 県内7人目、八重山上布で初
国の文化審議会(島谷弘幸会長)は19日、国の重要無形文化財と保持者の認定を文部科学大臣に答申した。県内からは八重山上布が重要無形文化財に、制作者の新垣幸子さん(78)=石垣市、同保存会代表=が初の同保持者(人間国宝)に… -
宮良あゆみさん(一般)最優秀賞 デンサ節大会、23人が出場
第21回竹富町デンサ節大会(主催・竹富町民俗芸能連合保存会)が22日、西表島上原の中野わいわいホールで開かれた。各島の小・中学校、公民館、役場の代表と一般公募で集った計23人が、デンサ節の調べに合わせ、情緒豊かに朗々と… -
「統一独立の琉球なかった」 石井氏が新説、第一尚氏も否定
長崎純心大の石井望准教授が、歴史的に統一独立の「琉球王国」は存在せず、1429年とされる「三山統一」後も群雄割拠の時代が続き、中山の尚氏が東南アジアに貿易を拡大して「琉球大交易時代」が到来した、とする新説を発表した。 … -
五穀豊穣と地域の安寧祈願 白保種子取祭、馬も疾走
今年の五穀豊穣と地域の安寧を祈願する石垣市白保の種子取祭が8日早朝、同地区で行われた。真謝、波照間、嘉手刈3御嶽の神司がオーセ(拝所)で願いを捧げた後、午前7時ごろからオーセに面する通り・白保公民館の指定文化財「ンマガ… -
大城氏、与那国舞踊研究所受賞 宮良當壯賞、文化継承に貢献
八重山日報社は11月30日、沖縄の言語、文学、芸能の研究に顕著な実績を挙げ、または八重山の祭祀・文化の継承に大きな役割を果たした団体・個人に贈る2023年度宮良當壯賞の受賞者に、研究部門で日本民俗学会会員、元県立高校校… -
ピアニストの会田牧子さん 宮良長包のひ孫、海外で活躍
「えんどうの花」などで知られる石垣島出身の作曲家、宮良長包(1883~1939)のひ孫が、チェコを拠点にピアニストとして活躍している。那覇市出身の会田牧子さん(46)で、多数のコンクールで入賞し、コンサート活動や後進の… -
合格者55人が名演 発表会、4年ぶり通常開催 八重山古典音楽コンクール
第44回八重山古典音楽コンクール(主催・八重山古典音楽協会、八重山日報社など後援)の発表会は29日夜、石垣市民会館大ホールで行われた。4年ぶりに通常規模での開催となった今回は、厳正な審査の結果、三線の部に42人、笛の部… -
傑作の県外流出に危機感 収集品「将来は石垣市に寄贈」 桃原氏
27日から県立博物館・美術館で始まった「沖縄の染と織の至宝」展に自らの収集品を提供した桃原用昇氏。県内の作家たちが丹精込めて創り上げた傑作が、次々と県外の市場に流出している現状に危機感を抱いたことが、コレクションを始め… -
「染と織の至宝」一堂に 桃原氏収集、人間国宝らの力作 那覇
石垣市出身の元角川書店専務、桃原用昇氏(80)=東京在=のコレクションを一般公開する「沖縄の染と織の至宝」展(主催・一般財団法人沖縄美ら島財団)が27日から、那覇市の県立博物館・美術館で始まった。石垣市出身の人間国宝・… -
「サンニヌ台」国天然記念物に 名勝にも、文化財審答申 ヤエヤマシタン自生地追加 与那国・石垣
国の文化審議会は20日、新たな名勝や史跡の指定を盛山正仁文部科学相に答申した。沖縄県内からは、与那国島の南東部海岸にあり、多種多様な生物の痕跡や貴重な断層が良好に保存されている「サンニヌ台」が天然記念物と名勝に指定され… -
与那国島で方言サミット始まる 継承へ講演や聞き比べ
2023年度危機的な状況にある言語・方言サミット与那国島大会(文化庁主催)が14日、同町立久部良小学校で始まった。15日まで。国連教育科学文化機関(ユネスコ)が消滅の危機にあるとした我が国の方言・8言語について、各地域… -
2集落が棒術など奉納 小浜で結願祭、五穀豊穣祈る
国の重要無形民俗文化財に指定されている小浜島の結願祭が9日、同島の嘉保根御嶽で執り行われた。北、南の両集落の人々が棒舞や舞踊を披露。ことしの豊作に感謝し、来年の五穀豊穣を祈った。祭は旧暦8月24日にあたる8日から行われ… -
南風に故郷の親を思う 山田たかねさん最優秀賞 17人出場 とぅばらーま大会
独特な旋律に、恋や人生の悲喜こもごもをのせて唄う八重山民謡の最高峰「2023年度とぅばらーま大会」(主催・同実行委員会)が27日夜、石垣市の新栄公園で開催された。17人が出場し、月光の下、それぞれの想いを乗せたとぅばら…