カテゴリー:コラム

  • 【金波銀波】名護市辺野古で続く…

     ○…名護市辺野古で続く米軍普天間飛行場の代替施設建設は「移設」なのか「新基地」建設なのか。「慰霊の日」に来県した安倍晋三首相は報道陣に「移設は基地を増やすものではない」と述べたが、玉城デニー知事は「普天間にない機能を持…
  • 【視点】日米安保 米国と沖縄に不満も

     「日米安全保障条約は不公平」―。20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)のため来日中のトランプ米大統領は記者会見で、重ねて不満を口にした。膨大な基地負担を背負う沖縄県民からすれば「不公平感を持っているのはこっちだ」…
  • 【視点】沖縄の品位下げた追悼式

     沖縄戦犠牲者の冥福を祈る県の沖縄全戦没者追悼式は、今年も米軍普天間飛行場の辺野古移設断念を訴える知事の政治ショーと化した。安倍晋三首相に浴びせられた罵声も、御霊の安らかな眠りを妨げなかっただろうか。このような行為を、間…
  • 【視点】子どもに悪影響及ぼす貧困

     県が子どもを取り巻く家庭環境や経済状況を把握しようと、今月まとめた2018年度県小中学生調査報告書からは、家庭の貧困が子どもの成長に悪影響を及ぼしている実態が浮かび上がった。経済の底上げを着実に進め、貧困に苦しむ子ども…
  • 【視点】あす慰霊の日、平和で安全な沖縄に

     沖縄戦で犠牲になった軍民20万人の御霊に思いをはせ、戦争を知らない未来の世代へ平和のたいまつを引き継がなくてはならない。あす6月23日、沖縄は74回目の「慰霊の日」を迎える。  沖縄県民の心深くに刻まれた戦争への嫌悪…
  • 【視点】いたちごっこの待機児童問題

     待機児童解消に向け、各自治体は認可保育施設の増設や定員拡大などに取り組んでいるが、いたちごっこの状況が続いている。県が発表した今年4月1日現在の待機児童数は1702人で、前年度より168人減少したものの、依然「ゼロ」に…
  • 【視点】いつまで対立を続けるのか

     米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡り、玉城デニー知事は18日開会した県議会6月定例会に、国を提訴するための議案と弁護士費用約689万円の補正予算案を上程した。翁長雄志前知事時代から続く県と国の訴訟合戦は、もはや見慣れた光…
  • 【視点】沖縄と香港 全く環境が違う

     香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案に反対する住民運動は、日本でも連日大きく報道されている。香港での街頭デモには強く共感するが、沖縄の基地反対派が「条例改正を求める中国政府の強権的な姿勢は…
  • 【視点】「団塊ジュニア」の奮起求める

     政府は11日の経済財政諮問会議に提示した経済財政運営の指針「骨太方針」案で、バブル崩壊後の厳しい雇用環境の時期に就職活動を行った「就職氷河期世代」の支援プログラムを盛り込んだ。就職氷河期世代のうち困難な状況にある約10…
  • 【視点】存在感発揮する日本外交

     日本外交が存在感を発揮している。米国とイランの間で一触即発の危機が高まり、全世界が中東情勢を注視する中、安倍晋三首相がイランを訪問し、ロウハニ大統領、ハメネイ師と相次いで会談、緊張緩和を働き掛けた。首相とトランプ米政権…
  • 【視点】「人生100年時代」の覚悟を

     金融庁の金融審議会は3日、長寿化による「人生100年時代」に関する報告書で、年金だけでは老後の資金を賄えず、95歳まで生きるには夫婦で2千万円の蓄えが必要になると試算した。これに対し批判が相次ぎ、政府が事実上、報告書の…
  • 【視点】「自分一人が幸せ」でいいのか

     兄弟姉妹の子どもたちが両親と楽しく食卓を囲む団らんの風景も、もはや日本では見られなくなってしまうのかも知れない。女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を示す2018年の合計特出生率は1・42となり、3年連続で減少した。今…
  • 【視点】「最長」視野の政権と沖縄

     安倍晋三首相は6日、第1次内閣からの通算在職日数が2720日となり、初代首相を務めた伊藤博文と並んで歴代3位となった。このまま行けば8月には戦後最長の佐藤栄作、11月19日には戦前を通じて最長の桂太郎と並び、憲政史上最…
  • 【金波銀波】「最低な発言だ。国会議員の恥だ」…

     「最低な発言だ。国会議員の恥だ」―。桜田義孝前五輪相の「子どもを最低3人くらい産むようにお願いしたい」とする発言に、立憲民主党の蓮舫参院幹事長が噛みついた。だが冷静に考えれば、そこまで罵倒されるほどの「問題発言」だろう…
  • 沖縄、唯一ではなく「ベスト」 場所や役割、意義説明を 海兵隊駐留

     米海兵隊が使用する普天間飛行場の辺野古移設に反対する玉城デニー知事は、5月31日の定例記者会見で、改めて海兵隊の沖縄駐留は不要との見解を示した。八重山日報社は、元米海兵隊太平洋基地政務外交部次長のロバート・D・エルドリ…
  • 【本音のコラム】台湾同性婚合法に賛否

     東アジアで最も親日的といわれる台湾は、街並みや風景が日本とよく似ているといわれる。しかし繁華街に立ち、行き交う人々をよく観察してみると、ここが日本でないことを再認識することになる。妙齢の女性同士が腕を組んだり、手をつな…
  • 【視点】社会との絆が「生きがい」に

     中高年のひきこもり問題が注目を集めている。神奈川県川崎市の殺傷事件を起こした51歳の男が「ひきこもり」の状態にあったと報道され、この事件の影響で76歳の元農水事務次官が、ひきこもり状態にあった44歳の長男を刺殺した。ひ…
  • 【視点】中国の暴力体質 尖閣で歴然と

     中国共産党・政府の暴力的な体質を、世界にまざまざと示した事件だった。  中国当局が学生らの民主化運動を武力弾圧した1989年の天安門事件から4日で30年。世界第2位の経済力をつけ、アジアの「超大国」と化した現在でも、…
  • 【視点】鎮魂の季節迎える沖縄

     沖縄にとって鎮魂の季節である6月を迎えた。沖縄戦終結の日とされる23日の「慰霊の日」には、県主催の全戦没者追悼式が開かれる。過酷な体験を継承し、沖縄から恒久平和を発信する機会にしたい。  沖縄戦の戦没者は米軍1万25…
  • 【視点】本末転倒な知事の尖閣発言

     玉城デニー知事は5月31日の記者会見で、尖閣諸島海域に出漁した仲間均石垣市議の漁船が中国公船に追尾されたことの見解を問われ「中国公船がパトロールしているので、故意に刺激するようなことは控えなければならない」と述べた。尖…

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