- Home
- 特集
カテゴリー:特集
-
離島振興「経済的合理性を超越」 台湾有事、徹底的に備える 小林前経済安保相
自民党総裁選に立候補する小林鷹之前経済安全保障相は5日、視察先の石垣市で八重山日報のインタビューに応じた。離島振興について「国境離島を守り、支えることは国の責務であり、経済的合理性を超越している。総理総裁になれば、離島… -
オール沖縄は「緩やかに消滅」 野党は是々非々で対峙を 翁長政俊氏インタビュー(下)
―「オール沖縄」の運動をどう総括するか。 「辺野古の反対闘争は、県政の喉に刺さったトゲのような政治問題になり、30年が経過してしまった。現在は埋め立て工事が進んでいるが、反対運動が普天間飛行場の危険性を放置させ、経… -
「辺野古ワンイシュー」に矮小化 基地問題、オール沖縄 翁長政俊氏インタビュー(中)
―2013年1月、当時那覇市長だった翁長雄志氏が中心になり、県内41市町村の代表が安倍晋三首相に建白書を提出し、普天間飛行場の県内移設反対などを訴えた。翁長氏は建白書を安倍首相に渡したあと、銀座でデモをしたが、沖縄に対… -
前知事、戦略で「革新」に軸足 自民重鎮「オール沖縄」誕生語る 翁長政俊氏インタビュー (上)
6月の県議選で、玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力が大敗し、沖縄の政治情勢は大きく変わろうとしている。自民党県連の重鎮で、現在は同顧問を務める翁長政俊元県議(75)=石垣市出身=が、7日までに八重山日報のインタビ… -
野党は「県民益」優先に 現県政、辺野古展望示せず 佐喜真氏
佐喜真淳前宜野湾市長に対するインタビューの内容は次の通り。 ―県議選で「オール沖縄」と呼ばれる玉城デニー県政の与党が大敗したが、どう受け止めるか。 「投票率は45・26%で過去最低となり、有権者の半数以上が選挙… -
辺野古移設後「県有地に」 普天間跡地に国連機関 佐喜真氏インタビュー
6月の県議選で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する玉城デニー知事の与党が大敗したことを受け、八重山日報社は23日、前宜野湾市長の佐喜真淳氏(59)に今後の辺野古移設問題を巡る展望を聞いた。佐喜真氏… -
【やいまぴとぅ ここにあり⑪】バンドの経験 観光に生かす ОCVB主任 黒島伸仁(のぶひと)さん(37)
プロのミュージシャンとしてバンド活動をしてきた経験を、現在の業務に生かしている。「人をいかに喜ばせるか(という精神)が、音楽活動と観光で共通している」。一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(ОCVB)の若手職員… -
【やいまぴとぅ ここにあり⑨】「沖縄を持ち歩く」テーマに テキスタイルデザイナー MIMURI(儀間美和子さん)(43)
「沖縄を持ち歩く」をテーマに、南国らしい色彩感豊かなデザインの雑貨を製作。自ら立ち上げたブランドで、店舗名でもある「MIMURI(ミムリ)」は石垣島白保にある実家の屋号から命名した。 1980年、自営業の宮良博文さ… -
木原防衛相インタビュー③ 陸自配備「安全につながる」 尖閣侵入 断じて容認せず
―先島諸島は日本の安全保障でどのような重要性を持つか。台湾に最も近い与那国駐屯地の重要性は。 「例えば中国は近年、軍事力の質量を広範かつ急速に強化し、わが国周辺海・空域での活動を拡大、活発化させている。尖閣諸島周辺… -
木原防衛相インタビュー① オスプレイ配備撤回求めず 普天間固定化、絶対に回避
木原稔防衛相は昨年12月、八重山日報など県内報道各社のインタビューに応じ、沖縄を取り巻く安全保障環境、米軍オスプレイ事故、陸上自衛隊ヘリ事故などについて見解を語った。報道陣との一問一答は次の通り。 (さらに&helli… -
【やいまびぃとぅ ここにあり⑧】「至誠一貫」沖縄のインフラ担う 國場組執行役員常務 菊池隆さん(65)
パレット久茂地、那覇市・南風原町共同のごみ処理施設など、県民に親しまれる建物の建設や、県民生活を支えるインフラ整備の第一線で活躍してきた。常に利用者の目線に立つ「至誠一貫」をモットーに「今後も安全と品質を最優先に頑張っ… -
アイドル活動を通して島の人に恩返しをしたい 「僕が見たかった青空」 青木宙帆さん(20) 石垣市出身
アイドルグループ「乃木坂46」の公式ライバルとして2023年にデビューした「僕が見たかった青空」(僕青)のメンバーに石垣市出身の青木宙帆(ゆうほ)さん(20)がいる。現在はアイドルとして歌やダンスに励み、アイドルとして… -
「県合意なければ対象外」 重要拠点指定で防衛相 玉城県政は慎重姿勢
木原稔防衛相は29日までに、八重山日報など県内報道各社のインタビューに応じた。有事に備え、自衛隊などが円滑に利用できるよう整備を進める「特定重要拠点空港・港湾」の指定に玉城デニー県政が慎重な姿勢を示していることに関し、… -
負担軽減、国際交流に努力 外務省沖縄担当大使に聞く
米軍基地問題や尖閣諸島を巡る緊張など、沖縄は今年も日本を取り巻く国際情勢に翻弄された。八重山日報社は21日までに、外務省沖縄事務所沖縄担当大使の宮川学氏(60)に、基地負担軽減や国際交流など、外務省が沖縄で力を入れて進… -
台湾は現状維持ベスト 民主国家の団結で戦争抑止を 台北駐日経済文化代表処那覇分処・王氏インタビュー④
―日本政府に対して望むことは。 「日本政府に求めたいのは、民主主義国家の団結を促進することだ。ウクライナ戦争が原因で、長年中立を保ってきたスウェーデンとフィンランドがNATOに加盟した。2021年から3年連続でG7… -
台湾も沖縄も戦争望まず 権威主義国家の動向注視を 台北駐日経済文化代表処那覇分処・王氏インタビュー③
―安全保障問題について聞きたい。台湾と地理的に近い八重山では、台湾有事に対する関心が非常に高い。沖縄本島の住民はともかく、私たち八重山の住民は「台湾有事は日本の有事」だと認識している。この状況を台湾側はどのように見てい… -
傑作の県外流出に危機感 収集品「将来は石垣市に寄贈」 桃原氏
27日から県立博物館・美術館で始まった「沖縄の染と織の至宝」展に自らの収集品を提供した桃原用昇氏。県内の作家たちが丹精込めて創り上げた傑作が、次々と県外の市場に流出している現状に危機感を抱いたことが、コレクションを始め… -
「知事、国連を政治利用しないで」 依田さん、沖縄への誤解拡散を懸念 人権理事会、17年に基地反対派と攻防
玉城デニー知事が9月にもスイス・ジュネーブで国連人権理事会に出席し、米軍基地問題を訴える見通しになっている。これに対し「知事は国連を政治利用すべきではない」と指摘するのが、2017年、国連で沖縄の基地反対派に反論する活… -
与党が過半数獲得 中山市政の追い風に 石垣市議選
石垣市議選(定数22)は11日投開票され、中山義隆市長を支持する与党が多数を維持した。与党勢力は現状と同じ13議席程度となる見通しで、2月に4選を果たした中山市政には安定的な市政運営に向けた追い風になりそうだ。 ト… -
玉城氏33万票超で再選 辺野古移設反対訴え自公破る 知事選
任期満了に伴う知事選は11日に投開票され、現職の玉城デニー氏(62)=立民、共産、れいわ、社民、社大、にぬふぁぶし推薦=が約34万票を獲得、前宜野湾市長の佐喜真淳氏(58)=自民、公明推薦、前衆院議員の下地幹郎氏(61…