カテゴリー:視点

  • 【視点】相次ぐ台風 求められる防災意識

     今月2個目の台風が八重山に接近している。台風17号の進路は沖縄本島や宮古島寄りになっているが、八重山も19日から強風にさらされ、20日には交通機関の欠航が相次いでいる。台風は21日に八重山に最も近づく見込みだ。  「…
  • 【視点】「超高齢化」をチャンスに

     高齢者が経済的、精神的に豊かに暮らせる社会の構築は、ますます切実な問題になるばかりだ。  県によると、総人口に占める65歳以上の割合を指す高齢化率は2018年10月1日現在、21・1%。地区別では八重山20・7%、宮…
  • 【視点】岐路に立つ自治基本条例

     10年前に県内で初めて制定された石垣市の自治基本条例が岐路に立たされている。条例の目玉である住民投票制度の運用を巡り「条例の不備」がクローズアップされる中、市議会の与党を中心に条例を抜本的に見直す動きが本格化しているか…
  • 【視点】領土意識強化へ沖縄の課題大

     政府の「領土・主権をめぐる内外発信に関する有識者懇談会」は7月29日、尖閣諸島、竹島、北方領土の領有権に関する発信を強化するための提言をまとめた。沖縄は尖閣諸島を行政区域に抱えているが、県民の領土意識が特に高いとは感じ…
  • 【視点】知事と防衛相、隔たり浮き彫り

     米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡って政府と県の関係は袋小路に迷い込み、出口が見えないという意味では現在の日韓関係をほうふつとさせる。岩屋毅防衛相が5日来県し、県庁で玉城デニー知事と会談したが、双方の意見の隔たりだけが浮…
  • 【視点】激動期に入った世界と日本

     世界は第二次大戦以来の激動期に入ったのではないか。次から次へと、既存の国際秩序を揺るがすような動きが勃発している。その影響は回り回って各地に波及し、離島の離島である沖縄や八重山といえど、無関係でいるわけにはいかない。 …
  • 【視点】韓国の不毛な対日姿勢

     「一度反省を口にしたから終わったとか、一度合意したから全て過ぎ去ったと終わらせることができる問題ではない」  韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が8月29日の閣議で、日本を改めて批判した。日本の輸出管理強化や徴用工…
  • 【視点】キャッシュレス対応 情報収集積極的に

     現金を持たなくてもクレジットカードや電子マネーなどで買い物ができる「キャッシュレス」決済を普及させる動きが離島の離島である八重山でも本格化している。八重山は中小零細企業が多いが、将来への投資としてキャッシュレス化を積極…
  • 【視点】米中「貿易戦争」激化と日本

     米中の「貿易戦争」が激化している。トランプ米大統領は23日、ツイッターで中国からの輸入品に対する関税の上乗せを発表し「中国は年間数千億ドルの知的財産を盗み続けてきた。私はそんなことは許さない。われわれは率直に言って中国…
  • 【視点】昭和天皇の苦悩うかがえる新資料

     戦中戦後の激動期、常に渦中の人だった昭和天皇の苦悩がうかがえる貴重な内容だ。初代宮内庁長官を務めた故田島道治が昭和天皇との詳細なやりとりを記録した「拝謁記」と題した資料が19日、公開された。手帳やノート計18冊で、NH…
  • 【視点】香港の弾圧 座視できるか

     香港の民主化運動の一環であるデモが激化し、中国政府が国営メディアなどを通じ「暴徒」などと批判姿勢を強めている。香港との境界沿いには武装警察が集結しており、武力弾圧に踏み切るのではないかという懸念が高まる。中国は世界第2…
  • 【視点】「豊かさ」どこまで享受できたか

     県民は「豊かさ」をどこまで享受できているのか。県は、本土との比較で沖縄の経済力がうかがえる指標をこのほど発表した。県が発表した2016年の県内総生産は、物価変動の影響を除いた実質で4兆1320憶円で、前年度比1278憶…
  • 【視点】きょう終戦の日 平和のバトンを

     74回目の終戦の日を迎えた。沖縄では6月23日の「慰霊の日」が先の大戦の戦没者を追悼する日となるが、東京ではきょう、政府主催の全国戦没者追悼式が千代田区の日本武道館で行われる。5月1日に即位した天皇陛下が参列される、令…
  • 【視点】米軍ヘリ墜落15年、危険性早期除去を

     米軍普天間飛行場(宜野湾市)に隣接する沖縄国際大に、同飛行場所属のヘリコプターが墜落した事故から13日で15年となった。安倍政権は市街地の中心に位置する同飛行場が「世界で最も危険」と認め、名護市辺野古への移設作業を進め…
  • 【視点】日航機事故34年 空の安全へ誓い新た

     列島に衝撃を与えた1985年8月12日の日航ジャンボ機墜落事故から12日で34年。航空機の単独事故としては世界最悪の520人が亡くなった。八重山の住民が沖縄本島や本土へ行くには航空機を利用するほかなく、空の安全は切実な…
  • 【視点】死去1年の翁長氏、功罪相半ば

     米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対した翁長雄志前知事が死去して8日で1年が経過した。知事としての任期は4年足らずと短かったが、県政史上、功罪相半ばする大きな足跡を残したことは間違いない。  辺野古沿…
  • 【視点】夏の観光シーズン、一期一会を大切に

     夏の観光シーズンに入った。年間で最も多い100万人以上の観光客が来県する8月は、沖縄の魅力が満開となる季節でもある。灼熱の太陽が照りつけ、各地の海はマリンレジャーを楽しむ人々でにぎわい、特産品のパインが最盛期を迎える。…
  • 【視点】「辺野古」で問われる民意と信念のギャップ

     21日投開票された参院選沖縄選挙区は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する高良鉄美氏が初当選したが、自民公認の安里繫信氏が辺野古移設の賛否を明言しなかったことが、選挙前から物議をかもした。安里氏は、…
  • 【視点】辺野古反対 考え直す潮時だ

     参院選沖縄選挙区では、野党統一候補で米軍普天間飛行場の辺野古移設反対を掲げる高良鉄美氏が初当選を果たした。昨年9月の知事選、今年4月の衆院補選に続き、辺野古反対の民意が示されたと言えるが、今回大きいのは、全国で自公が勝…
  • 【視点】辺野古 沖縄に光明もたらす判断を

     参院選はあす21日投開票される。沖縄選挙区は、自民公認で前シンバホールディングスの安里繫信氏(49)と無所属で琉球大名誉教授の高良鉄美氏(65)による事実上の一騎打ち。昨年の知事選、今年4月の衆院3区補選に続き、米軍普…

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