カテゴリー:金波銀波
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歴史の捏造と抹殺、一つの世界の消滅も図る。文化大革命の惨状は未だに続いている◆中国北部の内モンゴル自治区。モンゴル民族学校で中国語(漢語)教育への強化が始められた。教科書や授業からモンゴル語が徐々に消され、モンゴル語の…
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陸自駐屯地配備に信念を持って反対する市民にとっても、先日の集会でのあの発言は内心、顰(しか)めっ面だったであろう◆「忙しい時間を割いて調査・監視する住民に対し挨拶をしない、黙って記録をとるなどの失礼な行為をしないで。国…
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菅義偉新総理が誕生する。もはや誰も「カン・よしひで」と間違う人もいないだろう◆先日、20年前に菅氏に取材したある知人から思い出話を聞いた。菅氏の〝野望〟の一つに、「カン」ではなく「すが」と正しく読まれるほどになる、こと…
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国と地方の関係は政治的に微妙なことも多く、沖縄も御多分に漏れない。だが安倍政権の評価は、県民自身の生活実感から判断したほうがいい◆この7年8カ月、沖縄は国内屈指のリゾート地として大きく飛躍した。観光客1千万人時代に突入…
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「たいくつな想いをしている人がいたら…」。実体験から生まれた、真理を突く素直な言葉である◆先月31日、本紙は小中学生対象の新企画「みんなのさくぶん」を始めた。第1回で掲載したのは宮良小の6年生が書いた「楽しい時間」であ…
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今更だが、「誠実」や「真摯」という言葉が軽々に使われている。怒りを通り越して、哀れみを覚える◆例えば政権批判。武漢肺炎への対応に拙(まず)さはあった。ならば拙いと分かった人が具体的な打開策を提示すればよいだけである。だ…
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鎌倉時代の僧、日蓮は幕府と対峙した反骨の僧侶というイメージが強いが、残された手紙からは違う一面もかいま見える◆信仰ゆえに牢に入れられた弟子に宛て「こよいの寒さにつけても、牢の中のありさまが思いやられて、いたわしい」「『…
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「戦」という字は「單(弓・盾)」「戈(ほこ)」から成る。日本という国は非常時に備えやはり武器を研いではこなかった…、と耽読した◆武漢肺炎をめぐり欧米諸国は早々に都市封鎖した。「戦時」を想定したシステムがあり、パンデミッ…
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安倍首相が辞意を表明した。持病が原因で辞したとされる第一次、それを承けた第二次を経た今、自信をもって養生されるのではないか◆第一次政権では国民投票法や教育基本法改正、海洋基本法などを実現。辞任後には経済や歴史について徹…
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議会運営委員会(議運)は、議会の会期や議案の付託先などを審議する。議案そのものを審議し、否決する権限はない。だが25日、石垣市議会の議運で異変が起こった◆市が提案したプレミアム付き商品券事業の予算案に異論が相次ぎ、議案…
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禍福はあざなえる縄のごとし。禍転じて福と成す――。「コロナ禍」という言葉が定着してきたが、その背景には、禍福の発想が根強く見える◆新型コロナによって、職や大切な人が奪われた。この事態が禍(わざわい)であることは間違いない…
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米大統領選。「予測不能」と言われる共和党トランプ大統領も困りものかも知れないが「予測可能」な民主党バイデン元副大統領も、不安要素が多い◆民主党政権だった2014年、当時のオバマ大統領は安倍晋三首相との首脳会談で、尖閣諸…
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竹富町の発行する「島々応援クーポン券」の性質が変容した。発売当初は新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた地元観光業者を支援する目的だった。主な販売対象は石垣市民で町内の各島に来てクーポンでお金を落としてもらう絵図を描…
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「保守的な記述」とは何か。公民教科書採択に関し、教育委員の発言や新聞紙上で知った言葉だ◆保守とは「旧来の風習・伝統・考え方などを重んじて守っていこうとすること」、対義語となる革新とは「旧来の制度・組織・方法・習慣などを…
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個人的体験を重視し戦争の悲惨さを伝えるいわゆる平和教育は、戦争や平和を「考える」には不向きである◆個人の戦争体験には普遍性が乏しい。立場によって観方が変わるからである。では普遍性を獲得するにはどうするか。戦争は悲惨だと…
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「この問題は圧倒的に『東京問題』と言っても過言ではない」―、菅義偉官房長官は7月、新型コロナウイルスが再拡大した問題の根源は東京にあると言い切った。同じ言い方をさせてもらえれば、現在、沖縄の感染者数が人口比で全国最悪と…
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2001年、台湾の李登輝元総統は病気治療のため来日を希望していた。ところが外務省は「一つの中国」論に配慮してビザ発給に慎重姿勢だった。そこで人道上の問題であるとして河野洋平外務大臣を説き伏せたのが、当時首相だった森喜朗…
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ファッションデザイナーで、イベントプロデューサーの山本寛斎さんが、急性骨髄性白血病のため亡くなった。76歳だった。若いころ山本さんを取材したことがある。1986年のことで、山本さんが40代前半で血気盛んなころだ◆栃木県…
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日本占領軍の最高司令官、ダグラス・マッカーサーを思い出した。ポンペオ米国務長官が行なった「米国の反省」演説のことである◆先月23日、ポンペオ氏は歴史に残る演説をぶった。「中国が自由と民主主義に向けて進化するとした歴代米…
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6月は石垣市の経済にとって「下げ止まり」の月になった。新型コロナウイルス感染拡大で落ち込む一方だった入域観光客数が増加に転じ、地元産黒毛和牛の価格も下落傾向に歯止めを掛けた。近く発表される新規求人数も回復の兆しを見せる…
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