カテゴリー:金波銀波
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誰が、何の目的なのか。激戦が続く衆院沖縄3区補選の選挙区内で「女に政治は無理」「女は台所に帰れ」などと記された多数のポスターが掲示され、波紋を広げている。補選には「台所から政治を変える」をスローガンに掲げる島尻安伊子氏…
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正義感が強く、常に理想を語るが、現実は直視しない―。こうしたタイプの政治家は沖縄にも多い。韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領も、まさにこうした人物のように思えてならない◆北朝鮮との対話を最重要視し、米国との仲介役として…
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2020年東京パラリンピック開幕まで13日で500日。さまざまなハンディをものともせず、肉体を極限まで酷使するアスリートたちの姿は、多くの人の心を打つ◆だが五輪同様、パラリンピックという栄光の舞台に立てるのは、才能に恵…
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宮古島の陸自駐屯地を7日、初めて視察した岩屋毅防衛相。式典で隊員に訓示したが、その最中、フェンスの外に集結した陸自配備反対派が大声で罵声を浴びせ、厳粛な雰囲気を乱した◆反対派に抗議の「口実」を与えたのは、防衛省が地元に…
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米軍普天間飛行場の辺野古移設問題で、国土交通省は県の埋め立て承認撤回を取り消した。玉城デニー知事は「結論ありきだ。私はぶれることなく、辺野古の埋め立てに反対するとの民意に沿い、全身全霊をもって県民の強い思いに応える」と…
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新元号「令和」の出典として注目を浴びる日本最古の歌集「万葉集」に、山上憶良(やまのうえのおくら)の有名な歌がある。「銀(しろがね)も金(くがね)も玉も何せむに優れる宝子にしかめやも」。金銀財宝など何になろう。子どもに勝…
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あきれた発言だ。塚田一郎国土交通副大臣が集会で、安倍晋三首相と麻生太郎副総理の地元を結ぶ道路整備に関し「安倍首相や麻生副総理が言えないので、私が忖度(そんたく)した」「私は物分かりがいい」などとと発言。のちに事実と異な…
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2016年米大統領選で、ロシアとトランプ陣営と共謀したとされる「ロシア疑惑」。特別検察官の捜査報告書は、トランプ氏に事実上「シロ」の判定を下したようだ◆米政界を揺るがし、日本でも主要メディアが「トランプ政権の崩壊間近」…
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韓国の挑発がとどまるところを知らないのは、長年の反日教育が行き着くところまで来たからではないか。徴用工問題、海自機へのレーダー照射問題、慰安婦問題で国会議長による天皇陛下への謝罪要求と、一線を超えた行為がとめどなく繰り…
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「犬神家の一族」などのミステリー小説で知られる作家、横溝正史は、自宅周辺を散策しながら作品の構想を練ったという。歩くことで思考が刺激されたり、活性化すると感じることは確かにある。独特の怪奇趣味や複雑な人間関係の描写で織…
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国の安全保障政策に対抗するため、県が国との法廷闘争に突入するという異常な事態が2代の県政にわたって続くことになった。米軍普天間飛行場の辺野古移設問題で、県が国を提訴した◆移設反対派は「民意が踏みにじられれば、この国では…
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革新市政時代の「レガシー」(遺産)の行方はどうなるのか。石垣市議会で、自治基本条例を検証する特別委員会が設置される見通しになった◆大浜長照前市長のもと、石垣市が県内で初めて制定し、当時は「先進的」と話題になったが、制定…
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玉城デニー知事が県庁で、米国人のロバート・カジワラ氏と面会したニュースを聞き、眉をひそめた県民も多いだろう◆カジワラ氏は米軍普天間飛行場の辺野古移設中止を求める署名を世界に呼び掛けた移設反対派の活動家で、2月の県民投票…
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「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票から約2週間。「反対が7割超を占めた」という結果だけ喧伝され、県民の複雑な民意に光を当てた総括がされていないようだ◆一番の問題は、知事選より約11ポイントも下が…
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中国の軍事費が約20兆円に達した。国会に相当する全国人民代表大会の開催に合わせた記者会見で、外国人記者が「日本などが中国の軍事費を懸念している」と質問した◆政府の報道官は悠然たる表情で「ある国が他国の脅威になるかどうか…
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駐屯地の配備で「他国の標的となって危険が増す」のか「万一の備えを固めることで安全になる」のか。石垣島への陸上自衛隊配備計画を巡り、反対派と推進派の言い分は真っ向から対立している◆反対派は「軍事施設がない場所は国際法で守…
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「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票を一時拒否していた5市は、軒並み投票率が振るわなかった。特に「保守地盤」と言われる離島の宮古島、石垣では30~40%台と低迷した。米軍普天間飛行場の移設容認派に…
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メキシコ国境の壁を建設するため、国家非常事態を宣言したトランプ米大統領。公約実現へ破天荒な手段も辞さない大統領の姿は、ともすれば常識にとらわれがちな従来の政治家の枠を大きくはみ出して、確かに突出した人物と言えるかも知れ…
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「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票は、投票率がどこまで伸びるかが一つのポイントだ。「圧倒的な反対の民意」を示す数字として、昨年の知事選で玉城知事が獲得した約39万6千票が目安になりそう。米軍普天…
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「お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか」―。千葉県の小学生、栗原心愛(みあ)さんが学校に提出した悲痛なアンケートだ。幼い心愛さんは自分の命を守るため、懸命に努力を尽くした◆だが、子どもの命を守るプ…
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