カテゴリー:金波銀波
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「オープンリール」はカセットテープ普及前に一般家庭などで行われていた磁気テープによる録音方式だ。沖縄国際大学が石垣市出身の元早稲田大学総長、大濱信泉氏(1891~1976)の肉声を録音していたが、音声は長く眠ったままにな…
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あまり話したくない人と出会ったときには、マスク姿でそそくさと通り過ぎる。顔の下半分を隠しているので、意外と気づかれない時もあって便利だったりする。マスクというのは、本質的に他人とのコミュニケーションを拒否する機能を持つ…
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ウクライナ侵攻を決断したロシアのプーチン大統領を見て、多くの県民が「普通の感覚を持った人物ではない」と思っているが、在大阪中国総領事館の薛剣(せつ・けん)総領事も、その種の人物かも知れない◆ウクライナ侵攻を受け、ツイッ…
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ニュースを知ってホッとした。政府が「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦する方針を決めたのだ。見送りの方針との報道もあっただけに、一時は、この政権は大丈夫なのかと心配していた◆政府が…
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15日中山義隆石垣市長が市議会で尖閣諸島の字名変更に伴う新たな標柱設置について「必ず実現させたい」と明言。これに呼応するかのように中国海警察局の船4隻が領海に侵入した◆これまでも市長が尖閣に関連することに対して発言するた…
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「地球は両国が共に発展することを受け入れるのに十分な大きさがある」。日本時間16日の米中首脳会談で、中国の習近平国家主席がバイデン米大統領に持ち掛けたのは、地球の〝分割統治〟だった◆一方で習氏は「イデオロギーで線を引き…
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一瞬、県庁か那覇市役所に来たのかと錯覚するほどだ。見上げるばかりの吹き抜けと広々とした空間、ずらりと並ぶ真新しい窓口。「暗くて狭い」という現庁舎のイメージは一新され、石垣市役所は近代的なオフィスに生まれ変わった◆落成式…
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台湾情勢が緊迫化している。中国の習近平国家主席は「(中台)統一という歴史的任務は必ず実現しなければならない」と言明。中国軍機を台湾の防空識別圏に多数進入させ、軍事的威嚇を強めている。これに対し台湾の蔡英文総統は「主権を…
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新型コロナウイルスワクチンを巡り、石垣市と浦添市の「友情」が話題になっている◆ワクチン不足で悩む浦添市に対し、一足先に接種を進めていた石垣市が余剰ワクチンを提供。その恩返しとして浦添市は、2回接種者に抽選で石垣島旅行が…
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「セルフロックダウン」―。新型コロナウイルス感染防止のため、玉城デニー知事が発したメッセージの中に、耳慣れない言葉が入っていた。新聞やテレビが多少報道したが、今、この言葉を口にする人を周囲で見かけない◆新型コロナウイル…
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驚いた。新型コロナウイルス急拡大を受け、玉城デニー知事が政府に対し、ワクチンを沖縄に緊急提供するよう求めたのだ。「第5波」抑止へ正念場なのに、のっけから他力本願ではないか。政府のワクチン供給が滞っていることが感染拡大の…
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東京五輪大会が始まり、開会式で衣装などに工夫を凝らした各国の選手団が入場行進する様子がテレビで流されていた中、「おや」と感じたことがあった。五輪に毎回のように参加している台湾の選手団がチャイニーズタイペイオリンピック委…
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「井戸を掘った人の恩を忘れるな」とよく聞く。政治家として沖縄・八重山振興に多大な功績を残した故・山中貞則氏の生誕百年を記念する催しが9日、石垣市で開かれたのは、先人への感謝を大切にする八重山住民の心意気を示したものだ◆…
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尖閣諸島周辺海域へ出漁している仲間均石垣市議が、インターネット上で「政府の支援を受けた攻撃者」からアカウントのパスワードを盗まれそうになったと、仲間氏がツイッターで明かしている。報道によると、香港の民主活動家などが同じ…
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コロナ禍が落ち着いたら、改めて考えなくてはならないだろう。昨年の「第1波」から現在の「第4波」まで、なぜ全国でも沖縄の被害が常に甚大なのか。観光地であることは確かに非常なリスクだが、国内の観光地は沖縄だけではない。やは…
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八重山住民にとって嵐のような5月が過ぎた。月間の感染者数は累計311人。4月までは想像すらしなかった新型コロナウイルスの感染爆発だ。石垣市は昨年4月に出した独自の緊急事態宣言に続き、約1年ぶりに独自の「非常事態宣言」に…
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安全保障上、重要な施設周辺の土地利用を規制する法案が衆院内閣委員会で可決された。国境離島などが「注視区域」に指定され、土地所有者の調査や、重要な施設の機能を妨害する行為への中止命令などが可能になる◆石垣市でも、港湾周辺…
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今年90歳を迎える母親が新型コロナウイルスのワクチンの1回目を接種した翌日、38・7度の高熱が出たと聞いていたので不安があったが、65歳の高齢者枠でワクチン接種を受けた。ワクチンに関するさまざまな情報が飛び交っている中…
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中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官がツイッターの投稿で、葛飾北斎の浮世絵をモチーフに、日本政府による原発処理水の海洋放出を揶揄(やゆ)した。日本の厳重抗議にもかかわらず、投稿は現在も削除されないばかりか、逆に…
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石垣で震度2の地震があった。本土の地震事情とは全く比べものにならない程度で、取り上げること自体恐縮だが、驚いたことが一つあった。台湾の友人からSNSで「大丈夫?」という連絡があったことだ◆たまに連絡を取り合う程度の間柄…
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