カテゴリー:環境
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リニューアルで展示充実 西表、野生生物保護の拠点 環境省
環境省西表野生生物保護センター=西表島古見=が昨年12月から行っていた改修工事を終え、1日、リニューアルオープンした。展示物をより一層充実させ、イリオモテヤマネコをはじめとする貴重な野生生物の生態を詳しく学ぶことができる… -
与那国のトカゲ、実は新種 他の島々と隔離、独自に進化
与那国島に生息し、先島諸島の他の島々に分布するサキシマスベトカゲと同種と考えられていた小型のトカゲが、実際には固有の新種であったことが京都大学理学研究科・教務補佐員の小泉有希氏らの研究で分かった。先島諸島の島々のうち与那… -
保護区内ヤシガニ密漁か 大型個体が減少、市が調査
石垣市が2014年、「ヤシガニ保護区」に設定した北部地区で、大型のヤシガニが密漁されている恐れがあることが20日、市が公表したモニタリング調査で分かった。保護区設定前の調査に比べ、生息数の減少は確認されなかったものの、胸… -
尖閣情報発信センター開設 石垣市、標柱や模型など展示
石垣市は21日、「尖閣諸島情報発信センター」をユーグレナ石垣港離島ターミナルの2階に開設した。市の行政区域である尖閣諸島の歴史や自然を広く内外に発信する施設。市が現地に設置するため製作した標柱や、尖閣諸島の3D模型(ジ… -
地産地消で北部活性化を 食育、無農薬野菜の魅力発信 ワークショップで意見交換
石垣市北部地域の移住促進と活性化を図る取り組みの一環で、市北部農村集落活性化協議会は4日午後「2021年度地産地消ワークショップ」を伊野田集落センターで開いた。栄養士や専門家、県地域振興協会員など16人が意見を交わした。… -
フルスト原遺跡 保存活用計画策定へ 大浜の文化遺産と一体的に
石垣市教育委員会は、国指定史跡「フルスト原遺跡」(同市大浜)の保存活用計画を今年度から2年間かけて策定する方針を固めた。同遺跡を巡っては約30年前に保存整備基本計画が策定され、石積みの修復作業などが続けられてきたが、近… -
軽石 連日の漂着確認 八重山の漁港、港湾の封鎖検討
八重山諸島では11月30日、石垣市の登野城漁港や竹富町の島々で軽石の漂着確認が相次いだ。連日の漂着だが、登野城漁港への漂着は初めて。県、市は漁船への被害を防ぐため、登野城、石垣両漁港と石垣港にオイルフェンスを設置し、港… -
養殖場や港に軽石漂着 現時点で被害確認されず 八重山
八重山諸島で29日、軽石の漂着が相次いで確認された。石垣市のヤイトハタ養殖場と石垣港には同日、まとまった量の軽石が入り込み、海面の一部が茶色に染まった。竹富町によると竹富南航路と西表島、竹富島、黒島の海岸、港でも軽石が… -
軽石 石垣に12月漂着か 対策協設置、今後の動向注視
小笠原諸島の海底噴火で発生した大量の軽石が県内各地に漂着している問題で、海洋研究開発機構(神奈川県)は23日までに八重山日報の取材に応じ、軽石が12月に石垣島に漂着するとの予測を明らかにした。風の影響が強い場合、早ければ… -
官民共同で住居整備 西表島、定住促進でお披露目 竹富町
民間資金を活用した浦内地区=竹富町上原=の住居整備に関わる民間住宅「JACACON(ジャカコン)浦内」の完成お披露目式が21日午後、浦内地区で開かれた。関係者や地域の住民が集って完成を祝い、テープカット式後は内覧会も行… -
尖閣周辺に中国船2隻 29日連続
第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市登野城尖閣)周辺の領海外側にある接続水域では16日、中国海警局の艦船2隻が航行している。尖閣周辺で中国艦船が確認されるのは29日連続。 2隻は「海警1302」と、機関… -
与那国と台湾 太古は陸続きか 近隣種の新種ミミズ確認
与那国島に生息する大型ミミズが、DNA解析の結果や形態的特徴から、台湾北部のタイワンオオミミズに最も近縁な新種であることが、太田英利・兵庫県立大自然・環境科学研究所教授らの研究で分かった。太田教授らは、250万年~50… -
父「忘れ難き記念撮影」子「父思い手を合わせ」親子2代で尖閣上陸
尖閣諸島文献資料編纂会は、父親と親子2代で尖閣諸島に上陸した経験を持つ元南大東島気象台長の正木譲さん(87)=石垣市登野城=の回想をまとめた小冊子「尖閣への想い 遥かなり~父子2代 上陸調査の夢果たす」を発行した。今か… -
世界遺産の現状を視察 TUBE前田さん、西表で活動
コロナ禍で厳しい環境に置かれる日本を元気づけようと、ANAグループは音楽ユニット「TUBE」とコラボし「TUBE×ANAチアアップ2021」を銘打った活動を展開しており、7日には「TUBE」のボーカル・前田亘輝(のぶてる… -
平久保エコロード整備完了 市、動物への注意呼び掛け
石垣市が平久保半島東海岸で整備を進めてきた「エコロード事業」が完了し、整備後の道路ではドライブで楽しむ市民の姿が多く見られるようになった。市によると、エコロードは自然環境を保全する環境共生型道路のため道幅が狭く、通行す… -
漂着ペットボトル初出荷 約8万本、衣料品などの原料に
石垣市は29日、繊維商社の豊島株式会社に、海岸に漂着したペットボトル1・5㌧、約8万本分を初出荷した。同社は市と漂着ペットボトルの買い取り契約を結んでおり、ペットボトルはTシャツ、マスクといった衣料品などの素材に再利用… -
漂着ペットボトル再利用へ 繊維商社が買い取り 雑貨品、衣類の原料に 石垣市
石垣市は22日、漂着ペットボトルを繊維商社の豊島株式会社(本社愛知県)に継続して買い取ってもらう契約を締結したと明らかにした。今後、漂着ペットボトルを繊維の原料とする雑貨品や衣類などが製作されるという。市によると、同様… -
竹富島、入島料導入から2年 収受率アップへ取り組み強化
竹富島の入島料(入域料)が2019年9月に導入されてから2年が経過した。当初想定していなかった新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で入域観光客数が激減し、収受率は1割から2割と低迷、販売実績に影響が出ている。 (さらに… -
聖紫花の杜でクラスター 入所者と職員11人感染 新型コロナ
医療法人上善会(橋本孝来理事長)が運営する介護老人保健施設聖紫花の杜(野村義信施設長)は14日夜、入所者と職員計11人が新型コロナウイルスに感染し、クラスター(感染者集団)が発生したと見られる、と発表した。 同施設に… -
標柱設置へ上陸申請 石垣市長「国民世論の後押しを」
石垣市は14日、尖閣諸島の字名変更に伴って製作した標柱を現地に設置するため、今月3日付で総務相に上陸を申請したと明らかにした。政府は不許可とする方針を示唆しているが、中山義隆市長は市議会一般質問で「国民全体の世論の後押し…