カテゴリー:環境
-
訪問税「2千円が妥当」 審議委で結論、船賃に上乗せ 竹富町
第2回竹富町訪問税審議委員会(委員長・青木宗明神奈川大学教授)が9日午前、竹富町役場で開かれた。審議会は観光客などの来訪によって発生する行政需要をまかなうため竹富町訪問税(仮称)について「2千円が妥当」と結論づけた。2… -
「恵みの雨」もダム回復7割 節水協力呼び掛け継続 八重山
干ばつ状態にあった石垣島地方は、台風6号の接近に伴う降雨で、各地で200㍉前後を記録したが、農業用水を供給する底原ダムの積水量は70%ほどまでしか回復していないことが、8日分かった。今後も当面は晴れの日が多くなる見込み… -
ヤマネコの事故死防げ 子の活動活発化でアピール 西表
西表島で今春生まれたイリオモテヤマネコの子ネコの行動が活発になる時期を迎え、環境省西表自然保護官事務所などで作るイリオモテヤマネコ交通事故防止連絡会議は、交通安全運動を実施した。7、8月は観光客が増え、西表島内の交通量… -
今後2週間も少雨か 市は4日に関係機関会議 干ばつ対策会議も
石垣島地方気象台は6月30日、八重山地方は4月下旬から降水量が少ない状態が続いているとして、「少雨に関する八重山地方気象情報」を発表した。農作物の管理などに注意を呼び掛けている。 (さらに…)… -
名蔵湾にマングローブ林を ヤエヤマヒルギ400本植樹 八重山・岡崎南LC
八重山ライオンズクラブ(LC、前里和江会長)は20日、八重山地域の自然環境を保全するため、石垣市の名蔵湾でヤエヤマヒルギの植樹を行った。干潮時に大規模な干潟になる湾内の一部をマングローブ林に変え、豊かな自然環境を次世代… -
オオヒキガエル 小浜初確認 環境省、定着の可能性懸念
竹富町小浜島で4日夜、生態系に悪影響を及ぼすとして特定外来生物に指定されているオオヒキガエルが目撃された。小浜島ではこれまで、オオヒキガエルが発見、捕獲された事例はなく、石垣自然保護官事務所は定着の可能性を懸念している。… -
マングローブ植栽勧めて 環境シンポで馬場氏提言
石垣島の環境について考えるシンポジウム「マングローブ植林を考える」(主催・八重山ライオンズクラブ)が14日午後、市民会館中ホールで開かれた。第一部では国際マングローブ生態系協会理事長の馬場繁幸氏が講演し、海外での活動事… -
石垣でも地球温暖化が明瞭 100年で1.3度上昇 真夏日、熱帯夜も増加
地球温暖化が危惧されるなか、石垣島でも温暖化傾向が鮮明になってきた。平均気温が上昇、真夏日や熱帯夜の日数も増えている。さらに温暖化が進めば猛暑日が増えることも予想される。対策は、温暖化の要因となる二酸化炭素の排出抑制。… -
ヤマネコ保護施設など見学 新種認定の日にちなみイベント
イリオモテヤマネコが1965年4月15日に新種と認められたことにちなみ、竹富町は15、16の両日、環境省西表野生生物保護センターは関連イベントを開催した。16日の「バックヤードツアー&ヤマネコのフン分析」には10人が参… -
事故防止強化区間を設定 西表東部、西部に2区間11㌔ ヤマネコ
環境省は14日、西表島の県道215号白浜南風見線の一部をイリオモテヤマネコ事故防止の強化区間に設定すると発表した。東部が相良から東ホネラまでの7㌔区間、西部がエコツーリズム協会前から干立集落までの4㌔区間。期間は今月か… -
すぐに飛び立たず「ワシだけどワシじゃない」 カンムリワシ交通事故急増 朝夕が危険
石垣市内のカンムリワシの交通事故被害が増えている。昨年1年間の10件にくらべ、今年はすでに5件と発生ペースが加速。うち2件は死亡にいたった。事故はどのような状況で起きているのか。5件を検証し、対策を探った。 (新… -
マイクロプラごみ流出に警鐘 山口防大名誉教授が海岸調査 漂着深刻な状況
全国の海岸で漂着ごみの調査・研究を行っている防衛大学校名誉教授の山口晴幸氏は16日~20日、石垣島の海岸を調査した。漂着ごみを回収できていない海岸では、プラスチックごみが水に溶けないマイクロプラスチックに分解され流出し… -
県の観光客制限案に異論 委員、厳しい規制求める 世界遺産西表部会
県は世界自然遺産地域連絡会議の第2回西表島部会を15日午後、西表島の町離島振興総合センターで開いた。世界自然遺産になった西表島の環境を守るため、入域観光客を制限する観光管理計画案が審議されたが、委員からはより厳しい規制… -
八重山初EVバス、3月稼働 世界遺産の島で自然と共生 西表島交通
西表島交通株式会社(玉盛雅治代表取締役)は3日、大原港前で県内2台目となる大型電気(EV)バスのお披露目会と由布島までの試乗デモンストレーションを行った。バスのEV化により、CO2排出や燃料費の大幅な削減が見込まれてい… -
西表島、一部で観光客制限 エコツーリズムに認定
環境省は7日、自然環境を守りながら歴史や文化を観光客に伝える「エコツーリズム」の対象地域に、世界自然遺産に昨年登録された竹富町の西表島を認定した。同町は島内5カ所の観光地に立ち入りの上限人数を設定。早ければ来年12月か… -
廃プラを固形燃料化へ ごみ減容化で処分場延命 石垣市
石垣市の一般廃棄物最終処分場に搬入された廃プラをペレット(固形燃料)として再利用する計画が進んでいる。市のごみ減容化事業を委託された企業が中心になり、来年度には製造にこぎ着けたい考え。将来的にはペレットを島内で販売する… -
リニューアルで展示充実 西表、野生生物保護の拠点 環境省
環境省西表野生生物保護センター=西表島古見=が昨年12月から行っていた改修工事を終え、1日、リニューアルオープンした。展示物をより一層充実させ、イリオモテヤマネコをはじめとする貴重な野生生物の生態を詳しく学ぶことができる… -
与那国のトカゲ、実は新種 他の島々と隔離、独自に進化
与那国島に生息し、先島諸島の他の島々に分布するサキシマスベトカゲと同種と考えられていた小型のトカゲが、実際には固有の新種であったことが京都大学理学研究科・教務補佐員の小泉有希氏らの研究で分かった。先島諸島の島々のうち与那… -
保護区内ヤシガニ密漁か 大型個体が減少、市が調査
石垣市が2014年、「ヤシガニ保護区」に設定した北部地区で、大型のヤシガニが密漁されている恐れがあることが20日、市が公表したモニタリング調査で分かった。保護区設定前の調査に比べ、生息数の減少は確認されなかったものの、胸… -
尖閣情報発信センター開設 石垣市、標柱や模型など展示
石垣市は21日、「尖閣諸島情報発信センター」をユーグレナ石垣港離島ターミナルの2階に開設した。市の行政区域である尖閣諸島の歴史や自然を広く内外に発信する施設。市が現地に設置するため製作した標柱や、尖閣諸島の3D模型(ジ…