カテゴリー:コラム

  • OKINAWA考古学(9)

    [caption id="attachment_18768" align="alignnone" width="300"]まいぞうくん[/caption]  今回は、沖縄本島近海の事例を紹介したい。うるま市勝連の沖に、…
  • OKINAWA考古学(8)

    [caption id="attachment_18768" align="alignnone" width="300"]まいぞうくん[/caption]  多良間島北西部・高田海岸沖の海底遺跡。この海域で座礁・難破し…
  • 【視点】慰霊の日 厳しさ増す国際環境

    ロシアのウクライナ侵攻で国際秩序が大きく揺らぐ中、沖縄は戦後77年の「慰霊の日」を迎えた。戦火に倒れた先人たちが今、再び何かを語ることができるなら、それは「平和な沖縄を永久に」という願いだろう。横暴な振る舞いを繰り返す他…
  • OKINAWA考古学(7)

    [caption id="attachment_18768" align="alignnone" width="300"]まいぞうくん[/caption] 先週お知らせした、多良間島北西部の高田海岸。難破したファンボッ…
  • OKINAWA考古学(6)

     石垣島南西の黒島沖海底からも、多数の沖縄産陶器が密集した状態で見つかっている。種類としては、碗や壺、すり鉢などで、砂の中にたくさん埋もれていた。また、遺跡群の近くからは、木造船と思われる船体に一部も確認出来た(写真1)…
  • OKINAWA考古学(4)

    [caption id="attachment_18749" align="alignnone" width="300"] 写真1[/caption]  宮古島南西に位置する小さな島、来間島。西部の海岸(写真1)には、…
  • OKINAWA考古学(3)

     前回に続き、宮古島北方の巨大サンゴ礁群の八重干瀬での調査から。海底には船の残骸や、中国産陶磁器の他にガラス製のワイン瓶(写真1)も見つかっている。 [caption id="attachment_18729" ali…
  • OKINAWA考古学(2)

    当たり前ではあるが、海底だと足がつかない深さの場合がある。そうなると、連携作業が必要だ。遺物の位置を示す人と、海上でGPSを操作する人に分かれて記録していく。 更に、遺物が大きい場合は、こうやって2人がかりで潜ったまま…
  • OKINAWA考古学(1)

    東西に約千キロ、南北に4百キロの海域に大小様々な島が群在する沖縄県。先史時代より海を重要な生活や生産の場とし、琉球王国時代は交易で繁栄した歴史を持つ。 そんな沖縄沿岸部の海域には多くの遺跡が存在することが想定されている…
  • 【金波銀波】「オープンリール」は…

    「オープンリール」はカセットテープ普及前に一般家庭などで行われていた磁気テープによる録音方式だ。沖縄国際大学が石垣市出身の元早稲田大学総長、大濱信泉氏(1891~1976)の肉声を録音していたが、音声は長く眠ったままにな…
  • 【視点】離島住民直撃する物価高

     物価高が家計を直撃し始めている。現在、沖縄のレギュラーガソリン価格は長崎県、大分県に次ぐ高い水準となっており、移動コストがかかる離島住民の経済負担が増している。帝国データバンクによると、食品も年内に1万品目超が値上げさ…
  • 【金波銀波】あまり話したくない人と…

     あまり話したくない人と出会ったときには、マスク姿でそそくさと通り過ぎる。顔の下半分を隠しているので、意外と気づかれない時もあって便利だったりする。マスクというのは、本質的に他人とのコミュニケーションを拒否する機能を持つ…
  • 【視点】台湾侵攻は無謀な賭けだ

     東京で岸田文雄首相との首脳会談を終えたバイデン米大統領は共同記者会見で、中国が台湾を攻撃した場合の軍事的関与を明言した。台湾有事になれば沖縄や八重山も危機にさらされる。米国が台湾防衛に積極的な姿勢を示したことを歓迎した…
  • 【視点】沖縄周辺で加速する危機

     中国空母「遼寧」などの艦隊が沖縄周辺を10日以上航行し、艦載戦闘機やヘリの発着艦を繰り返している。台湾有事を想定した訓練とも言われるが、一時は石垣島の南約150㌔の距離まで接近した。台湾だけでなく沖縄への軍事的威圧と受…
  • 【視点】復帰50年「思い」を次世代に

     宮古、八重山で民放のテレビ放送が視聴できるようになったのは1993年で、たかだか30年ほど前のことだ。本土と沖縄本島だけでなく、沖縄本島と離島の間にも厳然とした格差が存在していた。  しかし、その後の島々の発展と格差…
  • 【視点】独立論 一足飛びの理想郷はない

     沖縄開発庁長官を務めた県出身の政治家、上原康助氏(1932~2017)が沖縄独立をテーマにした草稿を書き残していたことが話題になっている。多くの県民にとって沖縄独立論は机上の空論に過ぎないが、沖縄の日本復帰50年の節目…
  • 【視点】「きれいごと」に終始した建議書

     あまりにも「きれいごと」に終始した内容ではないか。沖縄の日本復帰50年に当たり、玉城デニー知事が7日に公表した「平和で豊かな沖縄の実現に向けた新たな建議書」。その安全保障に関する部分である。  県が建議書を作成するの…
  • 【視点】復帰50年で迎える憲法記念日

    75年目の憲法記念日を迎えた。沖縄にとっては日本復帰50年の節目で、改めて憲法を考える機会となる。 苛烈な沖縄戦と27年間の米軍統治を経験した県民が「平和憲法のもとへ復帰したい」と強く願ったことは現在も語り継がれている…
  • 【視点】辺野古 深まる対立懸念

    復帰50年という重要な節目であるにもかかわらず、米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡る県と国の対立は深まる一方だ。 斉藤鉄夫国土交通相は、移設に向けた防衛省の設計変更申請を5月16日までに承認するよう、県に是正を指示した。…
  • 【視点】島守る自衛官の確保を

     「石垣市民防災の日」の24日、市主催の大規模な防災訓練が行われ、陸上自衛隊第15旅団も参加した。来年3月までには市内に陸上自衛隊駐屯地が開設される。今後、島内で防災活動を展開する上で、行政機関と自衛隊の連携はより重要に…

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