カテゴリー:コラム
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残念な政治家の特徴として何を挙げようか。〝やたらと記憶がない〟や〝意味を為さない言葉ばかり〟が典型か◆「折り返しの50点」―。玉城デニー知事が2年間の県政運営をこう振り返った。全く意味を為さない。公約の〝着手率〟はほぼ…
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「犬は飼い主に似る」というが、興味深い光景を見た。石垣市が実施している犬の狂犬病予防集合注射の会場である◆反応は実に様々であった。首輪が抜けんばかりに抵抗し逃走を試みる者。全てを悟ったかのような表情で淡々と受け入れる者…
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米ワシントン大の研究者らは、2035年に中国の経済規模が米国を抜き、世界トップに立つと予測した。中国の指導者に対しては、21世紀の超大国にふさわしく、世界に範を示すような言動を期待したい。だが孔鉉佑(こう・げんゆう)駐…
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芸能人の自殺と見られる訃報が相次いでいる。7月以降、俳優の三浦春馬さん(30)、芦名星さん(36)、藤木孝さん(80)と続き、今月27日には竹内結子さん(40)が死去した。会員制交流サイト(SNS)による誹謗中傷の後に…
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菅義偉首相の支持率が内閣発足直後、報道各社の調査で軒並み60%を超えた。秋田県の庶民出身、ごく普通のおじさんという風采で、エリート臭はほとんどない。そんな首相に、大勢が親近感を抱いた◆特に自民総裁選で菅氏が語った「私の…
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歴史の捏造と抹殺、一つの世界の消滅も図る。文化大革命の惨状は未だに続いている◆中国北部の内モンゴル自治区。モンゴル民族学校で中国語(漢語)教育への強化が始められた。教科書や授業からモンゴル語が徐々に消され、モンゴル語の…
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新型コロナウイルスの新規感染者は、現在でも連日のように確認されている。しかし、ある程度の感染者発生はやむを得ないものと受け止め、重症化しやすい人を守る取り組みに重点をシフトする「ウィズコロナ」(コロナと共に)という考え…
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陸自駐屯地配備に信念を持って反対する市民にとっても、先日の集会でのあの発言は内心、顰(しか)めっ面だったであろう◆「忙しい時間を割いて調査・監視する住民に対し挨拶をしない、黙って記録をとるなどの失礼な行為をしないで。国…
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菅義偉新総理が誕生する。もはや誰も「カン・よしひで」と間違う人もいないだろう◆先日、20年前に菅氏に取材したある知人から思い出話を聞いた。菅氏の〝野望〟の一つに、「カン」ではなく「すが」と正しく読まれるほどになる、こと…
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国と地方の関係は政治的に微妙なことも多く、沖縄も御多分に漏れない。だが安倍政権の評価は、県民自身の生活実感から判断したほうがいい◆この7年8カ月、沖縄は国内屈指のリゾート地として大きく飛躍した。観光客1千万人時代に突入…
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立憲民主、国民民主両党などの合流新党の代表選で、立民の枝野幸男代表(56)が国民の泉健太政調会長(46)を破り、初代代表に選出された。自民党に代わる政権の選択肢となるか注目される。
ただ枝野代表の発言を聞いていると…
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世界で権力者が政敵を弾圧したり、報道の自由を抑え込もうとする動きが顕在化している。民主主義や自由を享受している国は一部に過ぎない。独裁や強権が堂々とまかり通る国際社会の現実を直視する必要がある。
ロシアでは8月、反…
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次期首相を決める自民党総裁選は8日告示され、石破茂元幹事長(63)、菅義偉官房長官(71)、岸田文雄政調会長(63)の3人が立候補を届け出た。14日投開票される。所信表明の演説会では、3人とも地方重視、東京の一極集中見…
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「たいくつな想いをしている人がいたら…」。実体験から生まれた、真理を突く素直な言葉である◆先月31日、本紙は小中学生対象の新企画「みんなのさくぶん」を始めた。第1回で掲載したのは宮良小の6年生が書いた「楽しい時間」であ…
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県は6日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて発令していた独自の緊急事態宣言を解除した。だが人口10万人当たりの新規感染者数は全国最悪が続き、死亡者の報告も連日途切れない。いわゆる「第2波」のヤマは越えたのかも知れない…
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今更だが、「誠実」や「真摯」という言葉が軽々に使われている。怒りを通り越して、哀れみを覚える◆例えば政権批判。武漢肺炎への対応に拙(まず)さはあった。ならば拙いと分かった人が具体的な打開策を提示すればよいだけである。だ…
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鎌倉時代の僧、日蓮は幕府と対峙した反骨の僧侶というイメージが強いが、残された手紙からは違う一面もかいま見える◆信仰ゆえに牢に入れられた弟子に宛て「こよいの寒さにつけても、牢の中のありさまが思いやられて、いたわしい」「『…
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「戦」という字は「單(弓・盾)」「戈(ほこ)」から成る。日本という国は非常時に備えやはり武器を研いではこなかった…、と耽読した◆武漢肺炎をめぐり欧米諸国は早々に都市封鎖した。「戦時」を想定したシステムがあり、パンデミッ…
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安倍晋三首相の辞任表明後、自民党内では次期首相の選出に向け、総裁選をにらんだ動きが慌ただしくなった。誰が次期首相に就任するかは、沖縄の2大テーマである経済振興と米軍基地の負担軽減の行方にも大きく関わってくる。
安倍…
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安倍首相が辞意を表明した。持病が原因で辞したとされる第一次、それを承けた第二次を経た今、自信をもって養生されるのではないか◆第一次政権では国民投票法や教育基本法改正、海洋基本法などを実現。辞任後には経済や歴史について徹…
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