カテゴリー:コラム
-
河野太郎行政改革担当相がツイッターに「押印廃止」と彫られたはんこの写真を掲載した。婚姻届や離婚届のように、従来の常識では押印が当然視される書類でさえ、押印廃止の流れが進む◆菅内閣はインターネット申請の推進など「デジタル…
-
米大統領選は共和党トランプ大統領と民主党バイデン元副大統領が大接戦を繰り広げたが、僅差の州を残し、バイデン氏優位の流れがほぼ固まった。ただトランプ氏も「明らかに不正が行われた」などと主張して譲らず、裁判闘争にもつれ込む…
-
劇場版『鬼滅の刃』が話題だ。鬼と化した妹を人間に戻すべく、主人公・竈戸炭治郎が「哀しき」鬼たちとの死戦を潜り抜ける◆なぜ自分を愛してくれないのか、認めてくれないのか…。人間だった鬼たちは利己心をこじらせ、良心の呵責に耐…
-
米大統領選の投開票が始まった。選挙結果は国際情勢に大きな影響を与え、日本の外交や安全保障も左右する。
日本にとっての注目点は次期政権の対中政策で、米国の対応によっては、尖閣諸島問題にも何らかの変化が生じる可能性があ…
-
文化とは生き方である。本欄で紹介した言葉だが、先日、上皇后陛下のお姿に、日本の文化を見る思いがした◆上皇后陛下は10月20日、86歳の御誕生日をお迎えになられた。宮内庁によると、上皇后となられた後も、沖縄慰霊の日、広島…
-
安定する数字と言えば「3」か。3本の脚をもつ古代中国の金属製の器「鼎(かなえ)」が浮かぶ。が、それを超え、今や注目すべき安定の数字は「4」である◆日米豪印4カ国安全保障対話、通称「Quad」(クアッド)。中国を牽制(け…
-
県内の新型コロナウイルス新規感染者数は高止まりを続けており、石垣市でもじわじわと拡大傾向が続いている。過去2回の県の緊急事態宣言時を「第1波」「第2波」と呼ぶなら、これからの冬到来もあいまって「第3波」の可能性がいよい…
-
的外れな〝政権叩き〟を繰り返す野党と一部メディア。実は彼らこそ、権力への夢と希望を持っているのではないか◆夢があれば幻滅があり、希望があれば絶望がある。執拗なまでに政府に幻滅し絶望するのは、その裏返しとして権力に対する…
-
新型コロナウイルスの感染拡大がなお続いている。石垣市では、かりゆし病院でクラスター(感染者集団)が発生し、同病院関係者の感染者数は20日時点で33人に達した。
県全体の感染者数も人口比で全国1位が続いており、県は全…
-
歴史「に」学ぶ。「を」ではない。歴史というものは、単なる知識の対象でなく、生き方を学ぶ(まねる)場でありたい◆17、18日の両日、全国の凧愛好家らが武漢ウイルス終息への願いを込めて各地で一斉に凧を揚げた。平城宮跡管理セ…
-
電波の周波数帯の利用権を競争入札にかける「電波オークション」。今年のノーベル経済学賞では、適切な落札価格を導く理論の発展に貢献した米大学の2氏が選ばれた◆日本では電波オークションが実現していない。なぜか。テレビ局が支払…
-
玉城デニー知事が7日、首相官邸で菅義偉首相と会談した。両者の顔合わせは菅首相の就任後初めてだったが、沖縄振興で連携する姿勢を確認しただけで、会談は約5分間で終わった。
知事が首相と面会すること自体が異例なので、5分…
-
石垣市役所は今、どうなっているのか。市民の呆れ顔が見えるようだ。
今年に入り、職員による公金着服が立て続けに3件も発覚した。前代未聞の異常事態だ。
市は今月15日、市民保健部の男性職員が首里城再建の義援金など計…
-
「歌は世につれ、世は歌につれ」―そんな言葉を体現するように、筒美京平さんは、時代の精神を魅惑的なメロディで切り取る天才だった。「また逢う日まで」「木綿のハンカチーフ」「魅せられて」「スニーカーぶる~す」…送り出したヒッ…
-
今度は「学問の自由」だ。野党と一部メディア・文化人らは本当に不自由である◆日本学術会議が推薦した新会員候補者6人を首相が任命しなかったことで「学問の自由ガー」と騒いでいる。そも単なる国家公務員人事である。そも同会議の目…
-
米大統領選で、CNNテレビが放送した副大統領候補の討論会は中国でも中継された。しかし、共和党ペンス副大統領が新型コロナウイルス感染拡大について「中国に責任がある」と追及し始めると、突如、放送が中断された。中国政府の検閲…
-
5日、横田めぐみさん=拉致当時13歳=が56歳を迎えた。憲法改正が急がれる◆「憲法のお陰で戦争がない」と言う人が未だにいる。日米同盟や集団的自衛権による戦争抑止効果などを無視した発言であることは、論を俟たない。が、そも…
-
米大統領選で第1回の候補者討論会が行われ、共和党の現職トランプ氏と民主党の前副大統領バイデン氏が直接対決した。貿易や人権問題などで米中対立が深刻化しているというイメージを抱いている日本人にとって意外だったのは、外交、と…
-
個人的な記憶では、石垣小の入学当時、出迎えてくれた校舎はピカピカの新築だった。ペンキも塗りたてで、何かに触った拍子に両手を汚してしまい、大騒ぎになった。すると校長だった国吉長庸先生がわざわざ出てきて、汚れを洗い流してく…
-
玉城デニー知事は4日、就任から2年となり、任期の折り返しを迎えた。最大の公約に掲げる米軍普天間飛行場の辺野古移設阻止は展望を見い出せないままだ。新型コロナウイルスの感染状況は人口比で全国最悪の状況が続き、経済の柱である…
ページ上部へ戻る
Copyright © YAEYAMA NIPPO All rights reserved.