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【視点】宮古島の感染拡大が深刻に
宮古島市で新型コロナウイルス感染が急拡大している。離島は医療体制が脆弱で、感染者の急増は医療崩壊の危機に直結する。同じ離島の八重山住民も大変心配しており、一刻も早く事態が改善するよう祈らずにはいられない。 … -
【視点】「ゼロコロナ」は可能か
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県独自の緊急事態宣言が出るなど、沖縄の状況も日々悪化している。通常なら観光客でごった返す那覇市の国際通りも人通りが途絶え、多くの店舗がシャッターを下ろし、まるでゴーストタウン… -
【視点】感染と経済対策、車の両輪で
新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大を受け、政府は7日、東京など1都3県に緊急事態宣言を発令した。新規感染者数は全国で連日、過去最多を更新しているが、沖縄でも6日に11月28日以来となる70人台に達し、7日も60… -
【視点】懸念される経済への打撃
政府が東京など1都3県に、新型コロナウイルスの緊急事態宣言を発令する見通しになった。昨年4月以来の緊急事態宣言で、今回は全国が対象ではないものの、首都圏は日本経済の心臓部である。大勢の人たちが営業や移動の自粛を強… -
【視点】勝負の年末年始、感染抑止を
八重山で新型コロナウイルスの新規感染者が23日から1週間連続して確認されており、県立八重山病院は「市中感染が始まっている」との認識を示した。このまま感染者数が増加すれば医療崩壊が起きかねないと懸念し、年末年始は… -
【視点】沖縄も対岸の火事でない香港問題
中国が香港民主派への弾圧を強めており、欧米から批判の声が強まっている。国民の政治活動を力ずくで封じ込める中国政府の姿勢は、石垣市の尖閣諸島周辺で日本の漁業者を威嚇し、自国の権益を拡大しようとする中国公船の活動に… -
【視点】尖閣 沖縄が主体的に発信を
来日した中国の王毅国務委員兼外相が、石垣市の尖閣諸島について中国の領有権を主張し、周辺海域で操業する日本漁船への威嚇行為を正当化した。日中友好に水を差す発言であり、許し難い。石垣市議会は抗議決議することを決めた… -
【視点】「第3波」当面は経済優先維持を
大都市圏を中心に連日千人超の新型コロナウイルス感染者が確認されており、全国的に「第3波」襲来の様相が鮮明だ。玉城デニー知事も20日、県内の現状について「まぎれもなく第3波」との認識を示した。 政府は24日、観光… -
【視点】「現状維持」は最悪の選択肢
尖閣諸島周辺の接続水域で、中国公船「海警」の航行日数が19日、今年に入り300日に達した。今や台風などの悪天候時を除き、尖閣周辺では常に中国公船が航行している。中国公船は海上保安庁の巡視船と同様、尖閣周辺での「… -
【視点】衆院解散 遠くない時期か
安倍晋三前首相は16日、東京都内で開かれたパーティに出席し、衆院・解散総選挙の時期について「今の支持率を見ると、私が首相なら強い誘惑に駆られる」と述べた。産経新聞が報じた。 共同通信が14、15日に実施した… -
【視点】沖縄も「第3波」に備えを
全国の新型コロナウイルス新規感染者は12日、過去最多の1660人に達し、4月、8月に続く「第3波」襲来の可能性が強まってきた。沖縄でも13日、新規感染者数が49人となり、20日ぶりに40人を突破。さらなる感染拡… -
【視点】米政権交代「強固な同盟」維持は
米メディアの世論調査によると、大統領選で有権者が最も重視する政策は、バイデン前副大統領の支持者が人種差別問題、トランプ大統領の支持者が経済政策だった。 「アメリカ・ファースト」と呼ばれる自国優先主義を掲げた… -
【視点】現実直視した負担軽減策を
米大統領選は共和党トランプ大統領と民主党バイデン元副大統領が大接戦を繰り広げたが、僅差の州を残し、バイデン氏優位の流れがほぼ固まった。ただトランプ氏も「明らかに不正が行われた」などと主張して譲らず、裁判闘争にも… -
【視点】米大統領選 国際情勢を左右
米大統領選の投開票が始まった。選挙結果は国際情勢に大きな影響を与え、日本の外交や安全保障も左右する。 日本にとっての注目点は次期政権の対中政策で、米国の対応によっては、尖閣諸島問題にも何らかの変化が生じる可… -
【視点】本島―離島の移動にリスク
県内の新型コロナウイルス新規感染者数は高止まりを続けており、石垣市でもじわじわと拡大傾向が続いている。過去2回の県の緊急事態宣言時を「第1波」「第2波」と呼ぶなら、これからの冬到来もあいまって「第3波」の可能性… -
【視点】新型コロナとの戦い長期戦に
新型コロナウイルスの感染拡大がなお続いている。石垣市では、かりゆし病院でクラスター(感染者集団)が発生し、同病院関係者の感染者数は20日時点で33人に達した。 県全体の感染者数も人口比で全国1位が続いており… -
【視点】厳しい関係続く菅政権と玉城県政
玉城デニー知事が7日、首相官邸で菅義偉首相と会談した。両者の顔合わせは菅首相の就任後初めてだったが、沖縄振興で連携する姿勢を確認しただけで、会談は約5分間で終わった。 知事が首相と面会すること自体が異例なの… -
【視点】不祥事続発、市は猛省を
石垣市役所は今、どうなっているのか。市民の呆れ顔が見えるようだ。 今年に入り、職員による公金着服が立て続けに3件も発覚した。前代未聞の異常事態だ。 市は今月15日、市民保健部の男性職員が首里城再建の義援… -
【視点】米の対中姿勢 討論会で見えず
米大統領選で第1回の候補者討論会が行われ、共和党の現職トランプ氏と民主党の前副大統領バイデン氏が直接対決した。貿易や人権問題などで米中対立が深刻化しているというイメージを抱いている日本人にとって意外だったのは、… -
【視点】就任2年 難局続く玉城県政
玉城デニー知事は4日、就任から2年となり、任期の折り返しを迎えた。最大の公約に掲げる米軍普天間飛行場の辺野古移設阻止は展望を見い出せないままだ。新型コロナウイルスの感染状況は人口比で全国最悪の状況が続き、経済の…