カテゴリー:視点

  • 【視点】トランプ報道とメディアの危機

     米大統領選は共和党・トランプ前大統領の再選が決まった。獲得した選挙人は過半数を大きく上回り、圧勝と言っていい。大統領選の情勢を「大接戦」と報じ続けてきた日本の主要メディアは、この結果を全く予測できなかった。一連の報道か…
  • 【視点】トランプ氏再選 超大国の責任果たせ

     米大統領選は、激戦州を立て続けに制した共和党トランプ前大統領の再選が決まった。すべての開票結果はまだ判明していないが、6日の時点で、一部メディアはトランプ氏の当選確実を報じた。トランプ氏も支持者の集会で勝利を宣言した。…
  • 【視点】民意は「政権交代」まで望まず

     衆院選を受けた特別国会は11日召集され、石破茂首相が再び首相に指名される可能性が大きくなった。与党の自公は過半数を割り込んだものの、首相指名選挙で野党が一致して立憲民主党の野田佳彦代表に投票する状況には至っていないため…
  • 【視点】大接戦の米大統領選

     米大統領選は11月5日の投票まで1週間を切り、日米のメディアは、民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領の大接戦になっていると報じている。  日本は衆院選で与党が過半数を割り、一気に政情が不安定化した。だが誰…
  • 【視点】沖縄は自公の実質勝利か

     ▽政権交代含み  衆院選は自民、公明が全465議席中215議席にとどまり、過半数を割り込んで少数与党に転落した。石破茂首相は政権維持に向け、国民民主党などの野党と連携を模索する方針だが、現時点で自公との連立に応じる野…
  • 【視点】衆院選後の政局、緊迫か

     衆院選は27日の投開票まで選挙戦を1日残すのみとなった。自民党は「裏金」問題で厳しい逆風にさらされており、最終盤の情勢を分析した報道各社の世論調査では、自公が過半数割れする可能性を指摘するものも出ている。いずれにせよ立…
  • 【視点】物価高 負担軽減策見極めを

     衆院選では、物価高騰に伴う県民の経済負担をいかに軽減するかが争点の一つだ。沖縄4区でも候補者4人が街頭演説や八重山・宮古メディアのインタビューで、それぞれ持論を展開している。  物価高騰は急激な円安、ウクライナ侵攻に…
  • 【視点】北朝鮮「参戦」 緊張激化の恐れ

     ウクライナのゼレンスキー大統領は、北朝鮮がロシアに兵士を派遣し、ウクライナ侵攻に参戦していると主張した。ウクライナ政府は証拠となる映像も公開した。  北朝鮮の参戦に関しては、韓国の情報機関も肯定する見解を示している。…
  • 【視点】4区 安保政策が住民の課題に

     衆院選沖縄4区は尖閣諸島を抱え、台湾に近い八重山を含むため、日本の安全保障政策がそのまま住民の生活課題として争点になる。その意味では全国稀有の選挙区と言っていいだろう。  宮古、八重山メディアは合同で、4候補者に対す…
  • 【視点】辺野古「ワンイシュー」は終わった

     衆院選が公示され、沖縄では4つの選挙区で計16人が立候補した。いずれの選挙区も、玉城デニー知事を支え、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力と自民党候補の対決を軸に、れいわ、維新、参政党などが参…
  • 【視点】事故原因究明 政治絡めるな

     米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設工事で、土砂搬出が行われている同市の安和桟橋で起きた死傷事故を巡り、県議会土木環境委員会の野党は11日、事故当時の監視カメラ映像を確認した。辺野古移設に反対する与党「オール沖縄」勢力の…
  • 【視点】「オール沖縄」の枠組み崩壊

     衆院選で気になるのは、玉城デニー知事を支え、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力の行方だ。  辺野古移設反対の政策では共通するれいわ新選組が、1区と4区に独自候補を立てた。二つの選挙区では、…
  • 【視点】「資産運用立国」へ環境整備を

     石破茂政権の発足を受け、東京株式市場では9月30日、日経平均株価が急落し「石破ショック」と報じられた。翌10月1日の日経平均株価は大幅に回復したが、石破政権の経済政策に対する警戒感から、市場は不安定な状況が続いている。…
  • 【視点】新首相 安保、振興で目に見える成果を

     自民党の石破茂総裁が1日の臨時国会で首相に指名される。9日には衆院を解散し、15日公示、27日投開票の衆院選に突入する。石破政権は発足直後に国民の審判を受けることになる。  沖縄の衆院選では、米軍基地問題や台湾有事の…
  • 【視点】関係悪化 中国は責任自覚を

     日中関係が先鋭化している。中国広東省深圳の日本人男児刺殺、中国軍機の領空侵犯、中国空母の与那国島―西表島間航行と、日本の国民感情を逆なでする事件が続発しているためだ。中国は両国関係悪化の全責任が自らにあることを自覚し、…
  • 【視点】立憲新代表 現実主義への転換を

     政権交代を目指すなら、現実主義への転換は不可欠だ。自民党への批判や耳当たりのいいフレーズばかりが目立った立憲民主党の代表選だが、11月にも予想される衆院選に向け、政策立案能力がシビアに問われてくる。  立憲民主党の新…
  • 【視点】八重山周辺に空母 離島に不安

     八重山住民に対する露骨な威嚇ではないか。中国海軍の空母「遼寧」とミサイル駆逐艦2隻が17日、石垣市の尖閣諸島・魚釣島周辺から与那国島と西表島間の海域へ進み、太平洋へ向かった。  防衛省によると、中国空母による与那国島…
  • 【視点】総裁選 首相主導で沖縄振興を

     自民党総裁選に立候補した9氏の沖縄政策は、どのようなものか。那覇市の演説会で、それをかいま見ることができた。  9人はかりゆしウェアを着て会場に現れ、壇上で熱弁を振るった。国政から手を差し伸べなくてはならない沖縄の課…
  • 【視点】米大統領選 魔法の候補者はいない

     米大統領選は11月5日の投票まで2カ月足らずに迫った。中国の軍事的台頭、ロシアのウクライナ侵攻、ガザの紛争と国際情勢が緊張度を増す中、民主主義陣営のリーダーである米国の動向は世界に大きな影響を与える。国内外から大きな注…
  • 【視点】候補者は国家像示せ

     事実上、次期首相を決める自民党総裁選に過去最多の9人が立候補した。いわゆる「裏金」問題を抱える旧安倍派を除き、党内で、将来の首相候補と目されていた人物のほとんどが名乗りを上げた。11月にも予想される衆院選に向け「選挙の…

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